【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

ちょっとお毒見などを・・・

2009-07-17 15:33:13 | ハーブと香り雑学

「ピンクになったランタナ」

   一転して今日の空は、
  梅雨空になりました。
  
   湿度はありますが、
  昨日までの“朝から灼熱太陽”
  からは、解放されました。

   だからなのでしょうか・・。
  今朝は、やけに小鳥の
  「チュン、チュン」、「チ、チ、チ・・」 と
  いう鳴き声が目立ちます。

   電線には、珍しく
  沢山の小鳥もお目見えです。

     さて、昨日も申しましたように、
    最近の私は毒草(花)に、ハマっています。

     という訳で、今日もその記事で引っ張ります。
    言うまでもなく、昨日の 「毒人参(ドクニンジン)」。

     『日本のアンの世界』 にお住まいの、
    【きたあかりさん】 から、昨日の写真の、“田圃(たんぼ)の畦道に咲く花” は、
    毒人参にそっくり・・” とのコメントを頂きました。

     さすが、きたあかりさん・・私の意図を見抜いていられたようです。
    「毒人参」 に良く似た花・・という事で、載せてみました。
    
     その後、春の七草の一つ、「芹(セリ)」 と分かりましたが・・。
    でもセリには、言わずと知れた 「毒芹」 もありますものね。

     それにしても毒人参の花は、セリに大層似ていますこと!
    ただ、背丈が2メートル以上になる事や、別名 「毒パセリ」 と言われるように、
    パセリのような葉っぱに特徴があります。

     毒人参は、その昔、死刑囚に与えられたの事。
    哲学者、ソクラテスも死刑を言い渡され、自らこの汁を飲んだと言います。

     しかしながら、毒も薬になるのですね。“諸刃の剣” とは良く言ったものです。
    薬としては鎮静剤として用いられるそうです。

     そうそう、【蔓日々草(ツルニチニチソウ)】 も毒草だという事を
    最近知ったばかりですが、実はこの花びら、乾くとマロウの花びらにそっくりなのです。

     その蔓日々草、ポプリにするべく乾かしていた事があります。
    ひょっとしましたら間違って・・という事も、なきにしもあらずですね。
    
     知らぬ間に、クリスティーばりのミステリー、
    『死のハーブティー』 なんて、シャレにもなりませんもの。
     
     因みに蔓日々草は、全草有毒です。
    最後に。冒頭の2枚の写真は、どちらも 「ランタナ」 です。
    この果実にも、腹痛を起こす成分があるそうです。