【いくつになってもアン気分】

 大好きなアンのように瑞々しい感性を持ち、心豊かな毎日を送れたら・・。
そんな願いを込めて日々の暮らしを綴ります。

夏時間の庭

2009-07-21 16:52:36 | リラのお気楽ユメ日記


   起床時こそ、雨は降っていませんでしたが、その後大雨も。
  今も断続的に雨が降り続いています。
  雨と言いますと・・。アンのお仲間、ジェーン は、雨が好きですね。

   “・・・夜、ジェーンの部屋の外の羊歯しだに降りかかって来る、
  雨の音に耳を傾けるのが大好きだった。
  雨の音も匂いも爽やかな気分も好きだった。
 
   ジェーンは雨の中に出て行き、ずぶ濡れになるのが好きだった。
  ランタン丘の側は、からっと晴れているのに、
  港の向こうに紫色に煙って時折襲来する夕立ちも好きだった。
 
   雷雨も海の彼方へ、あまり近くへ来ないで砂州の向こうへ
  過ぎてしまう場合は好きだった。・・・”
          【「丘の家のジェーン」 21.】

   紫陽花も、そろそろフィナーレでしょうか。
  そうは申しながら・・。

   日本の紫陽花は、萌黄(もえぎ)色から
  水色、青色、瑠璃色、薄紫色へとその色を
  変えた後は、今度は一つの花が七色・・? 
  へと変わっているかのようです。

   こうなりますと、まるで色彩の魔術師!
  こんな七変化は、日本だけですものね。
  
   少々、蒸し暑くても、
  こんな日本の風土に感謝です。

   「紫陽花の末一色と
     なりにけり」
 ~小林 一茶

   ところで、今日のタイトルは、
  【見逃してしまった映画】
  タイトルを拝借。フランス映画です。

   私の好きな映画は、小劇場がほとんどですので、つい見逃してしまいます。
  こうなりますと・・我街の映画館に掛かる事をただ、ただ祈るのみ。

   「誰にでも想い出が輝く場所がある・・」
  こんな副題だけで・・もう、うっとりです。

   マネやモネが存在したのは、こんな庭があったから・・~なんて、
  そんな事を思わせる素敵な庭を背景に、家族とは・・と、
  色々考えさせられる映画のようです。

   そうそう9月には、クララ・シューマンの生涯の映画が封切られるそうですね。
  勿論、シューマンの奥様。映画 『クララ・シューマン 「愛の協奏曲』

   生涯、ブラームスにも愛された事で有名な女性です。(ブラームスは一生独身)
  クララ・シューマンは大好きですので、今から楽しみにしています。