

その後、
久し振りの青空になりました。
ただ気温はそれほどではないの
ですが、少々湿度が・・。
今日も庭には、
アゲハ蝶やシジミが何頭も・・。
ただ今の所、羽根を休める事など
せず、元気に飛び回っています。
先程は、今まで見た事もない、
青い蝶を発見。
慌ててカメラを携えて庭に飛び出したのですが、
見事に逃げられてしまいました。こんな日もありますね。
“・・・柵には 忍冬 が絡んでおり ――
「蜂鳥を呼ぶためだよ」 と、エムおばさんが説明した。――
濃緑の樅の林を背に白と赤の 蜀葵 が咲き、
小道に沿って、おにゆり が生い茂っていた。
そして一隅には 石竹 が沢山咲いていた。・・・”
【「丘の上のジェーン」 24.】

初めとして、「クローバー」 、そして、こちらの「忍冬」 は、
既にお馴染(なじ)みですね。
私も是非、植えたいと思っている植物の一つですが、
未だに園芸店などでは遭遇出来ないでいます。
さて、冒頭の写真の 「昼顔」。
裏庭に置きっ放しになっている、プランターに見つけました。
たった二つのプランターですが、そこはちょっとした野の花の宝庫になっています。
春は 「菫」 に始まり、「海老草」、「捩子花(ネジバナ)」、そしてこの昼顔と・・。
そこから飛び出して他に勢力を広げるでもなく、淡々と・・あくまでもひっそり・・。
この昼顔は、“二枚貝の中のビーナス” とも言われますが、
外側の大きな二枚の苞は、本当に二枚貝のようで、
その様は、あたかもスクッと立ったビーナスのようです。
ところが、こんなにもロマンティックな形容を貰っていますのに、
何と大人しやかな花なのでしょう。
花言葉も、“絆”、“親しい付き合い”。
細いけれど、強靭な蔓。そんな所から付けられたのでしょうね。
兎にも角にも、思わぬ 「裏庭に咲くビーナス」 の贈り物に、感謝です。
「打日さつ宮の瀬川の容花の

(注:容花=昼顔)


何の関係もありませんが、
昼顔関連という事で。
言わずと知れた、
カトリーヌ・ドヌーヴの代表作です。
ドヌーヴの美しさに、ただ、ただ感動。
もう内容は、ほとんど忘れていますが・・。
フランス映画、素敵です。