

と言っても、午後2時頃までの事。
朝の空は、ご覧のように空の青と、
雲の白がくっきりした空に。
いかにも夏空と言った感じですが、
それでも梅雨明け、まだのようです。
天気予報では明日は、お天気崩れる
なんて言っていましたから。
そうそう、昨日は静かだった蝉が、
今朝は鳴きました。でも一瞬。ただ、それだけです。
蝉には、まだ本格的な夏の到来ではないという事が分かるのかも知れませんね。
梅雨前線は南海岸に、停滞しているそうですから。


アガサ・クリスティーを気取って?
ちょっとばかり毒草に興味など・・。
つい一昨日の「きんぽうげ」 も
そうですが、『アンの世界』 にも
この毒草(花)、登場しているのですね。
今更ながら、このアンの物語の
奥深さには驚いています。
尤も、こちらはそのものズバリで、
「想像の余地」 を働かす必要など、全くありませんが・・。
“・・・実を言えばアンは非常に ロマンティック ならぬ、
非常にひどい鼻風邪を引いているのだった。
そのお陰で、常磐荘 の 毒人参 の後ろの柔らかな緑色の空を
楽しむ事も、『嵐の王』 の上にかかる銀白色の月も、
部屋の窓の下から漂って来る ライラック の香りも、
テーブルの花瓶に挿した霜のかかったような、
青鉛筆で描いたような アイリス の花も楽しむ事が出来なかった。”
【「アンの幸福」 第2年目11.】

およそ、今から1ヶ月前ですね。それにしても・・。
相変わらず、夢のような美しい景色です。
その上、ライラック、アイリス・・語感も然る事ながら、
姿、形も美しく、香りの良い花に囲まれて・・。
それなのに・・どうして、ここで毒人参なのでしょう・・?
他の花でもよろしいでしょうに・・。
しかも、アンの鼻風邪をロマンティックでないなんて、言っているのですから。
ここで、敢えて毒人参にした意味は・・? ~なんて、考えますと・・
ちょっとしたミステリーですね。 何とも面白いです。益々アンから目が離せません。

良く見ますと、全然違いました。
そして先日も見ましたが、早くも道端に咲く秋の花、コスモスです。


皮膚炎、出血を起こすそうです。↑ 田圃に咲く花も「セリ」でした。
美しい花には、呉々もご用心~!(’09.7.17)