goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

慣らし運転って言うのは・・・

2007年01月23日 | 徒然なるままに・・・
エンジンオーバーホール後の慣らし運転に関しての質問があったので、僕の考える慣らし運転をちょっと書いてみようと思う。

まず、慣らしの目的はなんだろうか?

新車の場合は金属部分の「なじみ」が主な目的と考えている。

ミッション内のギアが新品の場合、製作過程でできたバリ等が残っていたり、洗浄しきれていない金属紛が付着している可能性がある。

これはピストンやシリンダも同様だと思う。

例えばピストン交換等ではそんなに神経質になる必要はないと思う。

もちろん組み上げた瞬間からの全開走行は言語道断だが・・・

普通、新品のピストンを組み込む際はピストンにバリがないかを確認するし、シリンダの各ポートのエッジも確認するはずだ・・・たぶん

ただ、レストアが仕上がったような状態では、いままでお休みしていたマシンをいたわるように走り始めるべきだろう。

つまり「Rehabilitation」だ!

車両もそうだが、ライダーも始めて付き合う旧い車両だったら、お互いを知る意味を含めてのんびりと乗り始めるべきだろう。

何年間も他のライダーが乗っていて、そのまま眠ってしまいやっと社会復帰したのだから、少しは話を聞いてあげても罰はあたらないだろう。

ミッションの4速がちょっと・・・とか

クラッチがちょっと・・・とか

何らかのクレームがあると、車両の方から「異音」を発して知らせてくれるかも知れない。

つまり、障害を少しでも早く発見するように走ることも「慣らし」なのではないだろうか?

新車ではないので、最高速度にチャレンジするような運転を控えれば充分だろう。

つまり・・・慣らし運転=無理のない運転、だと思う!

あくまでも僕の経験からの意見なので、鵜呑みにせず参考として欲しい!

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