goroの徒然なるままに・・・

日々の記録と言うか自分の日記や備忘録として書き連ねるつもり。

「上死点前1.8±0.1mm」

2018年07月05日 | オートバイ



これを「測定器」と表現して良いのかは謎かもしれないが、モトプランニング的には重要な測定器!


普通に考えると、点火時期調整のマークがあるので、特に測定の必要はなさそう?


でも・・・







ツイン系の点火時期合わせマークって、位置が調整できるようになっている。


なんで?







ほとんどは、長穴の中心付近になってるんだけどね。


ヤマハさんの仕様では「上死点前1.8±0.1mm」と記載されてるのに、肝心のマーカーが動かせるのもねぇ


まぁ、動かせるものは動かせるわけだから、文句言っても始まらない。


このマーカーが合ってるかの確認をする作業が発生する。





んで・・・




この測定機の登場になる。


すでに何代目かなので、いろいろと改良を加えたもの。


いやいや  改良と言うのもおこがましい内容だけどね。







市販のダイヤルゲージをプラグホールに固定するため、金具が必要になる。


それに一番適しているのは、プラグでしょう!


プラグの碍子部分を抜き取り、旋盤で削りだしたカラーを使ってダイヤルゲージを固定してある。


市販品もあるみたいだけど、高さをギリギリにしないと、フューエルタンクを外す必要が出てくる。


モトプランニングみたいに、ほとんど同じ車種ばかり整備するメリットかも?


まぁ、最初っから10ミリや12ミリのプラグホールに使うことなんか、考えてないもんね。





ちなみに・・・


時々、このマーカーに関する問い合わせをいただく。


「これって位置が変えられるみたいですが、そのままで大丈夫ですよね?」って聞かれることもある。


「大丈夫ですよね」って聞かれても、「大丈夫でしょう」なんて答えられるわけないぢゃん!


ヤマハさんが、数値で指定してる個所は、その数値が重要だからだと思う。


つまり、あまり根拠なく「大丈夫」って思わない方がいいはず。


超能力者ぢゃないんだからね。





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