介護施設での訪問ボランティアをやっているという男性から観た感想を聞きたいとのことで、
DVDを預かった。
夕方からの講座の前に2時間のインターバルがあったので、
40分のボランティア2回分、計80分のDVDを観させてもらった。
結論から言わせてもらうと、
「一生懸命、楽しんでもらおうとアレコレやり過ぎて、利用者さんがついていけない状況」
が、見てとれた。
手遊び、
クイズ、
手品、
歌、
それぞれ10分ずつなのだが、詰め込み過ぎのうえ
テンポが速すぎる。
高齢者になると、視力も聴力も弱くなっているのに、説明不足も加わって、
遊びに参加できない人が出てくる…
参加できないと満足感は薄れる。
それ以上に気になったのが歌の選曲だ。
「むすんでひらいて」
を、
手を動かしながら全員で歌う…
なぜ?
確かに手と指の体操にはなるかもしれないが…
なんとなく、いやな感じがした
と言うより、哀しかった。
DVDに映し出された高齢者施設の壁には、
まるで保育所のような色紙で作った人形や動物などが飾ってあった。
それにも違和感があった。
高齢者は大人ですよ。(~_~;)