皇居宮殿での歓迎式典を
TVの前で、いつのまにか
かしこまって見ている自分に気づいた。
私の祖母が、
かつて天皇皇后両陛下のご様子がTVに映し出されると、
必ず正座して見ていたように…。
(私は、典型的な昭和の家庭に育った日本人なんだなぁ…)
と、
無意識に身についた習慣におかしくなった。
TV画面には、
通訳なしで、エスコートされる天皇皇后両陛下が映し出された。
元外交官の皇后様は、ごく自然に米大統領夫人と話されてる御様子で
何より、堂々とされていて、
とても感銘を受けた。
栄誉礼では、
コシノジュンコさんの特別儀仗隊の式服が美しく映えていて、
一糸乱れぬ《捧げ銃》に
赤い絨毯の上のトランプ大統領の顔が
やや上気しているようにみえた。
黛敏朗さんの栄誉礼の曲はカッコいいけれど、
聴きながら、
(どこか、ゴジラ映画で自衛隊が出動するときの曲と似てるなぁ…この場合のゴジラは、トランプさんか…)
と、少し不謹慎な思いがよぎった。
(~_~;)
栄誉礼巡閲の曲は、
トランプ大統領の歩くテンポが速いのか、
最後が“尻切れとんぼ”になってしまった。
(あと少しで曲が終わるのに…)
という思いが残った。
メラニア夫人の装いは昨日とは打って変わって、
花の刺繍を施した清楚な白いワンピースドレス。
“和”を意識したのだろうか、
付け下げのような品の良いデザインだった。
陸自中央音楽隊の
「お江戸日本橋」「ふじの山」は、
行進曲風のアレンジが功を奏して、
一曲ずつ演奏したあと、
「お江戸…」の2回目のイントロで終わり
出迎えた要人への挨拶も、スムーズな印象だった。
ワシントンポストは
昨日の厚遇ぶりを
「大統領はほぼ観光客として1日を過ごした」と皮肉ったそうだが、
今回の《おもてなし外交》は、
これからが、正念場だとニュースは伝えている…
我田引水のミスター・プレジデントに
日本流の“おもてなし”が、どれだけ伝わったのか…。
今日も、真夏のような猛暑。
いつも、
こんな暇人のblogを読んでくださって、ありがとうございます。
この暑さで一気に、ピンクチャイムが咲きはじめました!