音楽の喜び フルートとともに

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廃校跡地で

2018-01-25 22:25:43 | 子ども

今日も寒かったです。
枚方には珍しく粉雪が舞っていました。


サプリ村野でファミリーサポートの講習会に行ってきました。

枚方市では、4月から子育てサポートに5時間の無料クーポン券が出ることになりました。
引き受ける方の説明会です。

枚方市では昨年8月、0歳児の人口が2835人になったそうです。
39万人都市、45小学校区で、ピークは68歳の7415人。
以降多少の波はありますが、減り続けています。

子育ては家庭の問題でもあるけれど、私の問題、社会全体の問題でもあります。

やっと本気になったのかも。
子どもを大切にしない国に未来はありません。

オーストラリアに行った時、トイレに行こうとしたら、障害のある女性がやってきて、警備員のような方が、「ちょっと待って、この人が入るから」男性です。
何人も入れるトイレですが戸口で待たされ、男性がその女性を抱えて入って出てくるまで、 外で待っていました。

「ありがとう!」と言うと、女性は車椅子に乗って手を振って笑顔で帰って行きました。
男性も反対方向へ。
当たり前のように。

外国がいつもいいとは思いませんが、驚きました。

多数の幸せのためには少数者はがまん。
とか、ハンディのある人や子どもは家や
所定の場所に閉じこもっているべき、何もかも準備して他人に迷惑をかけないようにしないと電車にも乗ってはダメ。

それが規則で、正しいあり方で、常識で、伝統。

お金があっても、サポートシステムがあっても、お母さんたちは、子どもを預けません。迷惑をかけてはいけない。他人にも家族にも。そう思い込んで。

そんなこと言っている間に、子どもは産めなくなって行く。

子育て支援室のサプリ村野も、もとは小学校、大勢の小学生がここで学び卒業していきました。しかし、今では廃校。
もう、二度と小学生がここに通うことは無いのです。





クリスマスケーキとオードブル

2017-12-06 21:32:09 | 子ども

日曜は、ファミリークッキングでした。
今回はクリスマスのデコレーションケーキとオードブルです。

クリスマスのパーティを手に入りやすい材料と簡単なデコレーションで盛り上げようというものです。

4歳から、高齢者まで校区の人たちの交流の場にもなっています。

「1年生に包丁を持たせるのはちょっと。」と言っておられたお母さんもいましたが、やり始めると「切りたい!」と、子どもたちがやる気満々!

ソーセージの長靴、ちくわを6等分に5ミリほど残して切るのや、薔薇の花にするかまぼこは薄くないとうまく行きませんが、慎重に、丁寧に、ゆっくりですが、きれいに切ってくれました。


サンタとスノーマンをチーズや、カニカマ、絹さやで飾るのは1年生や幼児さんが大活躍。細かいゴマの目も表情豊かに盛り付けてくれました。


最後に、カステラとホイップクリームでクリスマスケーキを作って、アラザンやスティックで飾り出すと、個性的で素敵なケーキがたくさん出来上がりました。


「お母さんに教えてあげる!」
普段野菜をあまり食べない子どもも、自分で作ったサラダを口にして、「美味しい!」



お片づけもしっかりとしてくれて、子どもたちの隠された力にお母さんもビックリされていました。



雨の子育てサロンと座間の事件のこと

2017-11-15 21:59:59 | 子ども

第3火曜日は、子育てサロンでした。
また雨です。
しっかり準備して臨んだ9月も雨でした。

今回は、お母さん方の子育ての不安や悩みを相談してもらおうと、子育て支援の金澤栄子さんをお招きしていたのに…。

ですが、寒い中、やはり来てくれた親子がいました。


たくさんの絵本持って来て下さいました。

「好きに触ってもらっていいんですよ〜!」と金澤さん。

「大好きな絵本は子どもたちは、何度も触ったりしてね。破ってしまったりもしますね。そうするとね、直してあげるといいんですよ。目の前でね。「絵本破れちゃったね〜。直してあげようね。」という風にね。」

「絵本っていろいろあるんだけどね。知識を与えるようなね、情報を提供するようなものもあるのだけどね、それはそれでいいんだけどね。
何も大して大人が見たらなんていうことのないものがね、子どもたちは大好きだったりしますね。」

「ダルマさんがでて来て、一個ずつ増えていって、転んだり、おならをしたり、しぼんだり。なんていうことないでしょ。
これが大好きで、ころころ転がって笑って、終わったら、また読んでって言います。」

「これは足はフイルムケースなんですが、もう無いんですよね。でもこれがいいの。何が良いってほら!」
カラコロ、良い音がしました。

「いないないばあという絵本はいろいろ出ています。これも、大好きですね」

「言葉みたいなことを話すけど、まだ言葉にならない子どもたちにはね。

言葉を教える本を与えることが多いですが、言葉にならない言葉、ムニャムニャとか、ほよーとか、表情のついた絵本がありますが、これがいいんです。脳の発達によくて、言葉につながっていくんですよ。おもしろいでしよ。」

お母さんが悩んでいることもゆっくり聞いてもらって、スタッフの私たちも癒された時間でした。

サロンの後、お弁当を一緒に食べながら、スタッフ研修もしてもらいました。

座間のような事件が起きないようにするにはどうしたらいいのか?

なぜあのようなことができたのか?
と、投げかけられました。

近所の評判などでは、さして問題がない犯人。成績も悪くない。

私が考えていたことを話しました。

問題のあるやんちゃな子どもは、周りが気にしてどんどん介入し、認知の誤りもいろいろな人が関わり教育していくので、だいぶ治されていきますが、机の前にきっちり座ってそこにいる良い子は、気づかれないで大きくなってしまいます。

孤独や孤立がそれに輪をかけます。
1人の子育て、一人遊び、誰とも会わないでも生きていける便利な生活。
引きこもっても生きていける人が60万人以上。

普通の地域のおばちゃんたちができることは、挨拶して、みんな元気?と声かける事しかない。
サロンに来るお母さんやこどもたちの
その先に寂しい人に繋がる何かがあると祈ります。



母の仕事

2017-11-07 21:25:17 | 子ども

今日は、菅原生涯学習センターでファミリーサポートのフォローアップ講座でした。

午前中は規則や報告書の書き方を等々。午後からは金澤栄子さんの講習会でした。


子ども向けだと侮るなかれ。
下記はニュージーランドの子育て支援の絵本の中に書かれている詩です。

『今日』 (伊藤比呂美 訳)

今日、わたしはお皿を洗わなかった
ベッドはぐちゃぐちゃ
浸けといたおむつは
だんだんくさくなってきた
きのうこぼした食べかすが
床の上からわたしを見ている
窓ガラスはよごれすぎてアートみたい
雨が降るまでこのままだとおもう

人に見られたら
なんていわれるか
ひどいねえとか、だらしないとか
今日一日、何をしてたの? とか

わたしは、この子が眠るまで、おっぱいをやっていた
わたしは、この子が泣きやむまで、ずっとだっこしていた
わたしは、この子とかくれんぼした。
わたしは、この子のためにおもちゃを鳴らした、それはきゅうっと鳴った
わたしは、ぶらんこをゆすり、歌をうたった
わたしは、この子に、していいこととわるいことを、教えた

ほんとにいったい一日何をしていたのかな
たいしたことはしなかったね、たぶん、それはほんと
でもこう考えれば、いいんじゃない?

今日一日、わたしは
澄んだ目をした、髪のふわふわな、この子のために
すごく大切なことをしていたんだって

そしてもし、そっちのほうがほんとなら、
わたしはちゃーんとやったわけだ
(引用終わり)

これから先多くの仕事が、AIに取って代わります。
人が人や、生命に関わることを意識的に大切にしていかないと、人類は絶滅に向かうと感じます。
例えば、生身の演奏は録音された演奏とは違いますが、コンサートに行く人は何人いるでしょうか?
違うということもわからない人も何人もいます。それで、音楽家は何人生き残れるでしょうか?
子育てを粗末に考えるということは、そのようなことに通じると思うのです。

子育てサロンの運動会

2017-10-10 21:28:27 | 子ども

今日は、子育てサロンの運動会でした。


数ヶ月前から来てくれたこどもに絵を描いてもらっていた旗を掲げ、準備万端!

かけっこでは、お母さん目がけてハイハイしたり、駆けて行く姿に胸をうたれます。


障害物競走のトンネルくぐりでは、お母さんが、出口から呼ぶと怖がっていたこどもも、勇気を出してトンネルに入って行きます。

お母さんとこどもの絆が、こどもの世界を広げる基礎となっていることがよくわかります。
もちろん、入らないこどももいます。

心配することはありません。
今日入らないのは、用心深さだったり、思慮深さのせいかもしれません。

こどもはいろいろな経験を重ねて、知識を蓄えている途上なのです。

初めてこんなトンネルに出会って、みんな同じ反応を示すわけがありません。

生まれて1年そこそこでも、赤ちゃんはいろいろな個性を持っているのです。

みんな、元気に幸せに育ってくれるでしょう!

運動会、ハロウィンとジュリアーニ

2017-10-05 21:44:51 | 子ども

先月子育てサロンで作ったハロウィンキャンドル。
大雨の中来てくれたのは4組。
用意した大半が余ってしまったので、今月の子育てサロンで材料を配ることにしました。
材料だけでは作れないので、レシピを作って一緒に入れました。

問題は忙しくて昨夜帰ってから作成したことです。他にも今月の運動会で使うメダル作りがあったので3時過ぎまでかかってしまいました。


今朝は朝からOさんが手伝いに来てくれました。
2人で、図案を切り出して手貼りのラミネートでリボンを挟んで作りました。
ラミネーターではリボンが通せないからね。

ホッチキスも危ないから厳禁。

ちゃんと計算したはずなのに、リボンが短かったり印刷しようとしたらインクがなくなって、買物に出かけたら、リボン買ってインクを忘れたり、ミス連発。

寝不足はするもんではありません。途中で仕事があるのMさんが手伝ってくれましたが結局4時過ぎまでかかってしまいました。


いろいろあってリボンは3種類の方法でついています。

それでも何とかできてよかった。

土曜日は、ギターの米澤さんとジュリアーニの52番を吹かなくてはいけません。
練習、練習❣️

子育てサポーター養成講座修了

2017-07-13 21:36:18 | 子ども

今日は、サプリ村野で枚方市子育てサポーターの提供会員養成講座、最終日でした。

3日間の講座を修了すると子育てサポーターとして活動できます。
有償ボランティアという形です。

以前からやっている
厚生労働省が養成した子育てサポーターと重なるところと、重ならないところとがあるので、枚方市の子育て支援室の方から勧められて受講しました。

子育てサポーターの時にも研修がありましたが、また、少し内容も違う研修です。

子どもを安全に預かるための環境作り、万一の場合の対応。AEDや心臓マッサージのやり方、心を育む絵本や、お歌、虐待の発見、子どもをありのまま受け入れることの大切さなど、いろいろなことを学びました。

自宅から保育所や、習い事まで送り届けたり、たかだか何ヵ月に1回預かるだけで、どこまでのことができるかわかりませんし、たった3日間の講習で大切な子どもたちを預かることが適切かどうかもわかりません。

家族やご近所関係で昔は間に合っていたことが、今では難しくなってきています。

1992年が少子高齢化の入り口だったそうです。核家族も進み、片親家庭も増加。
専業主婦も減り、孤独な子育てが数字を見るだけでも増えているそうです。

人を1人育てるというのは、大変なこと。
予測のつかないことが、毎日毎時起こります。
食べさせたり、トイレの始末、少しでも目を離すと勝手に動いてとんでもないことに…。
夜だからってゆっくりできません。気がつくと布団からはみ出して風邪を引いているのはまだましな方で、泣き喚いておっぱい、抱っこ、おしっこ。

24時間、こんな感じで何日1人で持つでしょうか?
カナダが国費で作って、子どもがうまれた親に配っている本には、こう書いてありました。
「どうしてもやらなければいけないことと、そうでないことと分けましょう。」
「そうでないことは、しばらくほっておきましょう。」
「掃除」「掃除をしなくても死にません。置いておきます。」
「請求書の支払い」「置いておきましょう。」
「食事」「食べましょう。置いて置いてはいけません。」
「トイレ」「すぐしましょう」
などなど
しかし、私はこれではまだ足りないと思います。

子どもには、生きるのにどうしても最低限必要なものを保障する。それは全力で保障するべき。

その上で、人生は生きるのに値する素晴らしいものだということを、身をもって知ること。
それは、いつもいつも疲れ切ってクタクタ。
余裕がなくしかめっ面から学ぶこともあるでしょうが、数時間子どもと離れて、しっかりと休んで明るい笑顔を取り戻せば質の高い子育てを取り戻すことができることもあるでしょう。

また、家族とは違う地域の人を信じるというのことを教えることにもなるでしょう。
子どもが、他の人の生活、言葉、ちがった立場から出る文化を学ぶ機会にもなります。

それに、音楽だけをやっていればいいというような演奏がいいとは私は信じません。
私にとっても学びになると信じています。


子育てサロン6月

2017-06-13 23:34:12 | 子ども

小学校の近くの家に紫陽花が咲いていました。
梅雨入りしましたが、爽やかでいいお天気です。

こっちはガクアジサイ。

今日の子育てサロンは、お天気がいいせいか、大盛況。
ピアノで、バックミュージック。
かえるの歌や、あめあめふれふれや、雨が降ります雨が降るとか、雨の歌を集めて来ましたが、そこそこにちょうちょうや、咲いた咲いたチューリップの花など、春の曲に変えました。
壁面飾りのカエルは、梅雨時期しか出せないので、出しましたが、ちょっと場違い。

上の子、2人の男の子をサロンに連れて来ていたお母さん、3人目の男の子と来ています。
「4人目ができたんです!今度は女の子なんです!」
秋が楽しみです。

今日はデコパージュで、小さなティッシュケースを作りました。








ファミリークッキング

2017-05-29 21:12:03 | 子ども

日曜日は、ファミリークッキング。
地域の子ども5歳から高齢の方まで小学校の家庭科室に集合。

今日は、おそうめんでつくるジャージャー麺風、甘夏のサラダ、餃子の皮でつくるピザ、さつまいもとジャガイモと餡のカラフルボール。

スタッフ5人は8時に集合して、準備。
包丁やまな板を煮沸消毒。

その後、材料を6班に分けて置いていきます。
調味料が多いので、ケチャップ以外は前に取りに来てもらうことにしました。
それでも野菜や、餃子の皮、お素麺など、分けるものはたくさんあります。

9:30ギリギリになってしまいました。

少数精鋭と言っても、限界があります。
しかも、6班のガスレンジがつきません。
何度か家庭科室でやっていますが、全部まともに使えたことがありません。
しかし、片方は使えたりしたのですが、二口のコンロ両方だめなのは初めて。

仕方がないので、後から来るスタッフの1人に電話して電池を買って来てもらいました。

日曜日は先生がいないので、こういう時に困ります。

さて、にんにくと生姜のみじん切り。
いつも思いますが、男の子はクッキングが好きです。
慣れない手つきでやり始めても、コツを教えたら「おおっ!」と、驚きの声をあげ、細かく細かく刻んでくれました。

1年女子の1人はニンジンの薄切りをピーラーでつくるのに挑戦。
学校のでピーラーは刃が悪く、あまり切れません、しかし、ニンジンを縦に半分に切って、平らな方をぴったりとまな板にくっつけて、ピーラーを引くと、非力なこどもでもきれいな薄切りを早くつくることがてきるのです。

それでも大変ですが、誰にも渡さず、黙々とニンジンをやりきりました。

サラダをカラフルに並べる3年女子もいましたよ。

地域の大人に見守られていることをなかなか感じられない社会になりましたが、気持ちのある大人がたくさんいることがわかります。

道でも、なかなか知らない人から声をかけにくいので、こういう場が必要なのだと思います。

信じられる人、大人を1人でも知っていることで、学校でうまくいかない時、あるいは思春期家庭でうまくいかない時、何かの助けになることがあるかもしれません。
また、大人も助けられることがあるかもしれません。

温かい世界を作ることが、非行や暴力からこどもや大人を遠ざける。と、私は信じているのです。

5月クッキング試作会

2017-04-20 21:49:36 | 子ども
今日は、朝から子育てサロンのスタッフがうちに集合。
年三回、小学校で日曜日地域でするクッキング会の試作会です。

実施するのは5月28日なので、少し季節先取り。

今回するのは、初夏のカラフルクッキング。
そーめんで作るジャージャー麺。
甘夏とアスパラ、人参の和風サラダ
簡単パリパリピザ
カラフルボール

サツマイモ、じゃがいもを皮をむいて切り、茹でます。
お砂糖を入れてマッシャーで潰して丸めます。
アンを袋から出し、丸めます。
溶かした寒天で、フォークに乗せてだんごを入れて、周りをコーティングしてカラフルボールの出来上がり。


甘夏を剥いて、小さくちぎり、人参はピーラーで薄切り、アスパラは、ポキッと足の方を持って折り、下の方だけ皮を剥き、茹でて3センチに切ります。
サラダオイル、お酢同量、醤油、はちみつで味を整えドレッシングをつくります。

合挽き肉を炒め、ごま油、赤味噌、砂糖、酒、醤油、ごま油、生姜、ニンニクを入れ混ぜます。
茹でたそーめんを皿に盛り、肉味噌をかけ、きゅうりとおネギをかけます。


フライパンにくっつかないホイルを敷いて、餃子の皮を薄く焼きます。
裏返して、ピザソース、シュレッドチーズ、ハム、コーン、パセリをのせて、チーズが溶けるまで蓋をして焼きます。

簡単パリパリピザの出来上がり!


さて、今日は年間予定も立てました。
いろいろ話し合えて良かった。
今年もお母さんや子どもたちの喜ぶ企画がいっぱいです。