寒い一日でした。庭のめだかの鉢に氷がはりました。
9時半集合、発表会当日です。ピアノの生徒さんたち、声楽の生徒さんたち、一年半ぶりにお会いして、みんなの成長ぶりに驚いたり喜んだり。
子ども達の成長は特に目覚しく、本当に驚かされてしまいました。フルートと合わせたピアノの二人は、ちょっと緊張気味でしたが、最後まで、きちんと演奏。舞台の上でもにっこりとアイコンタクトをしあい、大人と子どもというより、体で一緒に演奏していることを楽しんでいるようで、私も楽しかったです。
フルートの生徒さんたちも、課題はそれぞれにあるものの、年末年始忙しい時期に、よくここまで、がんばったなぁ。と実感できる演奏でした。特徴は、音色が前回の発表会に比べて格段に良くなってきていることです。S先生の門下の特徴である美しい音色を、少しでもお伝えできているんだと一人うるうると、感動してしまいました。
生徒さんと演奏したトリオは、心配していた低音のEの音程も本番になって修正してきて、ばっちり。それ以上に、息のあった演奏ができて気持ちよかったです。
ヘルマンハープとフルートの演奏は、リハで、ピアノのSさんに聴いてもらったことで、カヴァレリアのはじめの部分をよりPで演奏することで、メリハリの利いた、よりハープとの一体感が増した演奏をすることができてよかったです。自分達だけでは気づきにくいことを、知ることができたのは大きな収穫でした。
フィガロの結婚をお芝居仕立てで歌い演奏してくれた若い3人は、例年よりのびのびと演じていられるような気がして、音楽もさることながら、見ていても、プログラムとしても魅力的で楽しかったです。
チャイコフスキーのドゥムカは、繊細で丁寧な演奏で、とてもよかったです。ピアノをする子ども達の憧れのロールモデルとなったんじゃないかな?
私とSさんの問題のカミュは前日に楽しんで。と二人で決めて演奏したのがよかったみたい。前日リハはアップライトで音量が当日ほど出なかったのもよかったかもしれません。音が出る喜びを味わいながら演奏できたように思います。気持ちよかった。
合唱の方たちものびのびと声が出ていたように思います。子ども達も良く知っている曲を、演奏してくださったので、それもよかったです。
最後まで暖かい空気の演奏会でした。これも家族の方々、会場スタッフのみなさん、来場されたみなさん、演奏者のみなさんの協力のおかげだとおもいます。本当にありがとうございました。