ルドベキア、原種はアフリカ、大反魂草(オオハンゴンソウ)の園芸品種だそうです。オオハンゴンソウは指定植物で勝手に取ったり植えたりできません。世界中から国境を越えて集まってくる植物に垣根を作るのは難しいようです。
今日は午前中、お久しぶり、ヘルマンハープ「星のパレット」とアンサンブル。
久しぶりのアルルの女と、カヴァレリア・ルスティカーナ。
いつもながら朝一、音の出が悪いです。特にアルルの女はフルートの名曲ですが、音程を取るのが大変難しい曲です。充分なアンブシャーの柔軟性がないと、首を絞められたよう音が出てしまいます。
ハープ3台の真中にレコーダーを置いて、フルートはその輪の外に立って吹いてみましたが、録音を聴いたらぼーっとした音程の悪いフルートに、元気良すぎて行進曲のようなハープのアルペジオ・・・これはもっと研究しなくては
残響が残りすぎて、一部和音がにごって聞こえるところがあります。
耳の良いくるみさんが「間違ってんのかな?」結局、くるみさんのパート、音の数を減らして、前の音を消音することにしました。すると、音数は減ったのに良い感じ。ヘルマンハープってこういう引き算をしないといけない楽器だったんだと、また新たな発見
カヴァレリアは、「ハープの対旋律をもっと歌っぽく聞こえたらいいのに。」と言う私の無茶なお願いに、まいさんが新奏法を開発。タッチを変えたら、音が激変。まろやかに。しっとりと変化しました。
ヘルマンハープは、新しく誰でも弾けるようにと開発された楽器で、奏法もニュアンスもまだまだどれだけの表現の幅があるかも確立されていない楽器です。今日聞いたハープの音はまだ誰も聴いたことの無い音です。
録音を聴いたら、アルルの女のアルペジオ、対旋律もこの奏法で弾いたらよいような気がしました。
イタリア音楽のルバートと戻しをみんなに伝えたいけれど、中々伝わらない。「指揮しても良いかな?」とついに提案してしまいました。
とはいっても、ハープは伴奏だけだし、旋律は必要。フルートを吹きながら揺らしてもいいけれど見て判断するのが難しそう。結局フルート吹きながら、足でトントンリズムを刻んで、一緒に弾いてもらいました。
すると、一発でクリア。
しかし、「ハープは五線の楽譜じゃないから、音の波や全体の進行がつかみにくくて、今は覚えてるけれど、今度またやってみたら、できないかもしれない。」と言うぴよさんの意見。
ホント、そう思います。小節線もないのによく弾けると思います。しかも、ハープも弾けないド素人から注文はどんどん言いたい放題・・・私のことか。
でも、月に行って帰ったくらい違うから 使わないのはもったいない。また、いろいろ実験しましょう。