ポーチュラカの花壇。派手な美しさは無いですが、愛らしい花です。
昨夜、珍しく母から電話があったので、何事かと出てみると、家で転倒して、膝の骨を折り、明日朝10時に入院して、手術に備えなければならない。同居の妹は仕事。父は目の術前検査。明日誰もいないから、病院まで送ってくれないか?というものでした。
朝、レッスンに行く前に自宅から、車で30分ほどの実家に行って、母を送り、そこからさらに病院へ。
受付を済ませて、レッスンのために梅田へ。
膝から先をギブスで固定した母は、足以外は元気。特にお口は元気で、お稽古先の生徒さんの手配、先生の会費、あちこちへのお知らせ、病室で書いて、帰るまであちこち、手配。
入院は最短で1週間。その後、リハビリだそうですが、入院でもしなければ、じっとしていない母に神様がくれた休養かも。10年に1回位こういうことがあります。
レッスンはフォルテの音量をだす。
ffを表現するためには、身体を緩めること、しかし完全に脱力するのではなく、下腹を膨らませながら息を吐く。単に強い音という意味ではなく、充実した音。いのちある音で演奏すること。ヴィヴラートを掛けるのも良い。
S先生によると、世界中の演奏家は二つに分けられるそうです。一つは、いのちのある音を追求する人たち、もう一つはまあ、それは置いておいて、指が回ることでよしとするタイプ。そして、いつもメジャーで人気があって人数が多いのは、後者のほうだそうです。
良い音は間近で聴くと、小さくて聞こえない。でも、遠鳴りがする。
モイーズ先生の音もそうだったそうです。
先生方が追求してきた「いのちのある音」
少しでも近づきたいものです。