日曜日は先客万来。常連のすずめたち。それから、ひよどり。
鶺鴒(せきれい)
写真に収めるのが難しい目白まで。
土曜日は、プロコフィエフのソナタ3、4楽章の本番でした。
フルートの調子が悪いので、楽器屋さんにお願いしたら、日程が合わず、12時からの予約になってしまいました。2時入り、3時本番!
Hさんに見てもらうと、タンポが3個破れていました。「いつ本番ですか?では、2時までには仕上げて置きます。」Hさんは本当に頼りになります。預けて、先にほかの用事を、済ませることにしました。
今日は、穴だらけ。
ドレスを持ってきたものの、ネックレスを忘れ、しまった。靴下も靴も真っ黒。
薄いクリーム色のドレス。本当はベージュとか、ゴールドが良かったけれど、用意が無い。そういえば、このドレスで、靴が必要な場所でやったことはなかった。
私の足は、23.5cm。標準の長さですが、ワイズ(幅)が、D。
D、E、Fと、広くなってくるのですが、売り場で、Eだって、ほとんど見つからない。今の、主流は3E。Dから、2.5cmも大きいです。靴はなかなかあったものが買えません。
靴はあきらめて、靴下と、ネックレスをエスト1で手に入れました。
一人で、昼食をとり、2時前に戻ると、Hさんがちゃんと仕上げておいてくれました。
「まだ、危ないのがありますが、いっぺんに変えるとバランスが変わるから。」
キーを叩いてしまうのか、キーの消耗が激しいです。
Hさんのおかげで、フルートは生き返りました。
レッスン室を待っている間に、同門のHさんに会いました。お久しぶり。今年はブランデンブルクを演奏するそうです。お互いに励まし合っているうちに時間。
レッスン室で、音を出してみると、直したフルートはいい感じ。
大丈夫、それほど上がっていない。まだ。
となりの部屋からシャミナーデのコンチェルティーノのピアノの伴奏が聞こえてきました。
いいなあ、ゆっくりピアニストと合わせられて…私は、10日に1回合わせただけ。
人はともかく、大丈夫か?
ドレスを着て、靴下をかえて、靴を見たら、黒でもそう悪くない。バッチリというわけではないですが。
ホール前では中田百合子さんが、いつものようににこやかに待っていてくれました。癒されます。
「よろしくお願いします。」
シャミナーデの彼女は、いい演奏をしていました。
次、私。
中田さんとの、演奏は本当に楽しいです。
どんな風になっても、必ず、音楽にしてくれます。
こんな楽しいプロコフィエフは、ありません。
私も悪乗りして、リハとは、全く違う演奏になってしまいました。
まあ、細かいことはいいっこなしで、プロコのロシアの血。静かな、凍土の中から、いきなり怒涛の雪解け、お祭り騒ぎ。
って感じで…。
気持ちよかった。
ああ、またやりたい。