音楽の喜び フルートとともに

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バッハとヘンデル

2014-04-23 21:59:51 | 音楽

ブドウムスカリ 4月6日、実家に咲いていました。もうそろそろ終わりです。
母に「青い花がうちには少ないから、すこしちょうだい。」と頼むと、「いいよ、持って行き。球根掘り下げたらね。」と言ってくれたのは3年くらい前。
すっかり忘れて今年も、球根を植えてしまっていました。
私は、この花を見てはそのことを思い出します。「また、遅かったか。」と


今日は、一日練習。
午前中は、スケールと分散和音。午後は、バロックシリーズ
ヘンデルの11のソナタ、ベーレンライター版で、1番から11番まで全部。
その後、バッハのソナタBWV1030,1032,1034.1035
シチリアーノBWV1031 管弦楽組曲のBWV1067 ポロネーズ、バディヌリ.

1685年プロイセンで生まれた二人の天才は、生涯会うことがなかったそうです。
バッハの方はヘンデルを意識していたそうですが、ヘンデルは、流行作家で、問題にもしていなかった。と言われています。

演奏してみると、ヘンデルは器楽曲であってもメロディックで、歌える曲が多いです。
情緒的で、この曲は、明るい気分で快活、この曲は悲しい気分、暗い気分などとはっきり分かることが多く、気持ちを込めて演奏することで、より感情を刺激される感じです。

バッハは、気分というより、演奏している最中は大きな建物のブロックを一つずつ積む作業を、淡々と、しかししっかりと体を使ってする。すると、現れてくる巨大な建造物。
さて、何が現れたのか?恐れ多くて一言では言えない・・・そんな感じがします。

まあ、大雑把な感想で、バッハの中でも情緒的に寄った曲もあり、ヘンデルも、構築的な曲もあります。同時代だけあって、作り方も似ています。

さて、テレマンはどうかしら?というところで、時間になりました。
今日は、おかげで背中に一本筋が通ったような一日になりました。