音楽の喜び フルートとともに

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おはなしゆびさん

2015-05-13 21:50:09 | 手作り

今日は指人形の製作です。
サロンでするおはななしゆびさん。
「この指、パパ太っちょパパ。やあやあやあやあ、ワハハハハハハ おはなしする」って、いう手遊び歌をするためのものです。

朝から、Mさんとまず製作会議。
「フェルトの人形を作るなんて、何年ぶりかな?」「私も、子どもが幼稚園の時以来。もう、作ることないと思ってたわ。」

とりあえず、いきなりは怖いので、フェルト製作の本を見ながら、こんな感じでと、100均のフェルトで試し縫い。
小さな顔と、大きな顔を作ってみてどちらが見やすく、演じ易いか、検討してみます。
見やすいためには大きなほうがいいですが、指にはめてするので、大きすぎると人形が重なってしまい一つ一つが見えなくなってしまいます。

大小検討した結果。幅5センチがいいということになりました。赤ちゃんはそれより小さめ。
試し縫いしてわかったのは、100均の60×70cmのフェルトは薄すぎて、縫い目からほつれてきそう、肌色の色が顔色悪そうに見えるし、作っているうちに毛羽立ってきました。
すごくいいものにする必要はないですが、せっかく作るのにすぐダメになるようなものは、いやです。

目玉のボタンも買いに行かないといけないので、ついでに肌色のフェルトも見に行くことにしました。
それから、肌色の刺繍糸も、顔だけは色を合わせておかなくては。

ユザワヤさんに行くと、さすが手芸店。折り紙サイズのフェルト、76円は100均より高いですが、質は全く違います。色もいい。
刺繍糸もピッタリのものがおいてありました。ボタンの目も買えました。

まず目をつけて、周りを縫います。


アクリル綿を詰めて、髪をつけます。
これは、お父さん。フェルトで作りました。


「髪の毛、なんで作ろう?」Mさん。「ああ、あるよ。ドールの髪の毛がいっぱい。」と私。
以前、カントリードールを作っていた時の、髪の毛。
ブロンドのカーリーヘアーに、シーチング綿の赤い髪の毛、それからこれ。
「こんなん出てきたわ。」「いいやん。お兄さんにピッタリ!」

「ところで、これなんだっけ?」「思い出せない。」

後で、調べてみたら、モスという名前「ああ、そうだった。モスって呼んでた。」
で、モスってなんだろう?ありました。
「苔」乾燥させた苔で、ドライフラワーや、カントリードールの髪の毛に使われています。
数年来の疑問が解決しました。

本体のフェルトを、裏から袋に縫って、ひっくり返し顔をくっつけます。
このあたりでGさんも来てくれて、くっつけてくれました。
そして、二人のとなりで後は黙々と壁面飾りを補強してくれました。ありがとうございます!

それから、本体のフェルトに、ネクタイや、エプロン、よだれかけの小物をつけて。本物のチークを指ではたいて、できあがり。

指につけてみました。


ギリギリで、重なりません。構想通り!素晴らしい!
誤算は、赤ちゃんを除く、顔の大きさは全部同じ型紙なのに、なぜか、お父さんと、お兄さんは小さく見えます。
髪の毛の錯覚です。
でも、まあとにかく、かわいくできました。