お盆に、両親を連れて母方の祖母のお墓まいりに行きました。
父はカートを押して歩きましたが、駐車場から、お墓までのわずかな距離でも、何度休んだか。
来年は、一緒にはこられないかもしれません。
先のことを心配するより、今を生きようと思っていますが、時々ふと浮かんできて怖くなってきます。
四條畷の飯盛霊園から、京田辺の実家に帰るのに、
なんだか、細くて暗い道をぐるぐる。
いや、もう道が森に侵食されて
危ない…。
小さな入り口の中は、くろんど園地。
くろんど池は
昔から、子ども会や、校外学習などで来ていましたが、こっち側から入ったのは初めて。
こんなに深い森かあったのに気がつきませんでした。
父は歩けないので、母と私と地図の前で森林浴。
夫と次男は、しばし探索。
森も深いですが、コンクリートを覆うこの緑。
緑の苔。圧巻です。
樹液のにじむクヌギの木。
蓮池も誰も見る人もいません。
「轢いてしまうから、よけてきて。」
と、運転を停めて夫が次男に言いました。
私が「え?なになに?」と言ってると、次男が、走り出て、道にしゃがみ込み、写真を撮って、何かを道の横に運んではなしました。
蟹!
卵をお腹にいっぱい抱えていました。
黒アゲハが何匹も交尾していたり、大きなオニヤンマが回遊していたり、
なんだか、エアーポケットに入ったような不思議な場所でした。