音楽の喜び フルートとともに

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ピッコロ奏法

2017-03-16 21:07:12 | フルートレッスン

月曜日.Mさんが来て、一緒に手作り市に出品する作品を作りました。

Mさんの息子が、小学校でべっこう飴の作り方を教わってきたので、Mさんが家で再現。

お砂糖と水を混ぜ、レンジに入れて、型に流し込むと、こんなに可愛いべっこう飴ができるそうです。
素朴で懐かしい味でした。

ピッコロを吹くとフルートより小さな歌口に細くて長い息を入れることになります。

小さな穴の縁のより小さな音の出るポイントに息を当てようとすると、当然ながら、息を効率良くポイントに当てるために、息を細く絞り狙います。

細い息で当たれば音がポーンと飛んでいきます。

ピッコロは小さいので、当たらなければ、全く音が出ません。

しかも、息はフルートに比べて少しでいいかといえば、密度が高まるだけで量は変わらない気がします。

自然とお腹を使って、息を吐くようになります。

フルートに持ち替えると、ホールが大きくなるので、音のなるスポットに虫眼鏡を当てたような感じで吹けます。

息が効率的にスポットに当たるようになるので、ブレスが長くフリーに使えます。

小さなこどもは、指が届かないのでピッコロで始めると、フルートに変えた時により簡単に音が出ます。

最近、その方法で初めてプロになったらしい人の演奏を何回か聴きました。
素晴らしい音ののびです。

これをもう少し研究したいと思います。