音楽の喜び フルートとともに

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変容・断章

2024-03-12 21:00:00 | 現代
日曜日コンサートの後、西宮今津でお通夜でした。

作曲家の池上敏先生。
74歳でした。

甘党で金重さんの作るケーキがお気に入りで、何年か前に「いつもの処」に出入りされ、新年会のビンゴゲームに参加。

「当たった人に曲を書く。」と言い出され、リコーダーやリュートなど、メンバーそれぞれに曲を書いてくださることになったそうです。

金重さんはフルート四重奏をリクエスト。

そこへ私が呼ばれて一緒にカルテットをやっていると聞かれて、気さくにメッセージ下さり、早速pdfで楽譜を贈ってくださったのでした。

フルートカルテットの第2楽章
「Alla sichiliana」
モーツァルトのフルートカルテットに触発されたと言っておられました。
第1楽章と第3楽章の構想も詳しくメッセンジャーで語っておられたのですが…未完となりました。

気さくな方で、コンサートに呼んでくださったり、うちのグランドハープは池上先生が神奈川のお友だちとの仲人をしてくださってここにお嫁に来たものです。

昨夜はコンサートの名残りと、お通夜でみなさんとあったことでドーパミンが出ていたみたいで、夜遅くまで動いていたのですが、今朝になって、なんだかこたえてきました。

暗い話でごめんなさい。

池上先生の「冥と舞」1981年コンクールの課題曲で今だによく演奏されています。この曲で知られている方も多いかと思います。

池上敏「変容・断章」雅楽を取り入れた和の幽玄を感じる曲。
1994年吹奏楽コンクールの課題曲として作曲されました。