音楽の喜び フルートとともに

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雷雨

2024-08-26 21:01:00 | ロマン派
今日も枚方は暑かったです。
昼過ぎに車で出たら、車載温度計で39度。
ガレージには屋根があってほぼ日陰でこれです。

台風が来るので、雲が多いです。

木津川を渡って、
京都井手町の玉川で降りました。
このあたりまで来ると35度。




整備されている様子は見えますが、
茂りすぎて川が見えないところが…。

虎杖イタドリ

キツネノマゴ
山吹ヤマブキ?
春に咲く花が今頃?たくさんではないですがちらほら咲いていました。
なぜか?だってこの川は「新古今和歌集」で詠まれた川だから

駒とめて なほ水かはむ 
山吹の 花の露添う  井出の玉川
           藤原俊成

葛の花も。

水もきれい。
ここで
 
サワガニを捕まえました。
卵を抱いている雌もいました。視るだけでそっとかえしてきました。
ここで雷がなってきたので退散。
しばらく行くと

大雨。
さっき渡った木津川の山城大橋。
あっという間に車載温度計は25度へ。 

ピョートル イリイチ チャイコフスキー(1840-1893年)ロシア帝国ヴォトキンスク生まれ、ロシア帝国サンクトペテルブルク没
「雷雨」ホ短調op76は
24歳のチャイコフスキー初の本格的な管弦楽作品です。
劇作家のアレクサンドル・オストロフスキーによる戯曲『雷雨』に着想を得て書かれました。

ウクライナのハルキウに程近いトロスティアネッツにあるアレクセイ・ヴァシリエヴィチ・ゴリツィン公の領地で夏季を過ごしていました。

サンクトペテルブルク音楽院


で作曲を教えていたアントン・ルビンシテイン(1829-1894年)

は、休暇前に学生に対しオペラの序曲を作曲するという課題を与えました。

そうして書き上げられた作品でしたが、本人は出版する価値のある作品とは思っておらず、作曲者存命中には演奏されることもありませんでした。

このことはルビンシテインの評価と、「非音楽的な興味の展示館」であると評したゲルマン・ラローシ(1854-1904年)モスクワ音楽院教師、音楽評論家

が影響を与えた可能性があります。
初演はチャイコフスキーの死後の1896年3月7日、サンクトペテルブルクでアレクサンドル・グラズノフの指揮で行われました。

1865年、1866年の夏にチャイコフスキーは本作の開始部分を改作して演奏会用序曲 ハ短調に仕立て直しています。
しかし、これも作曲者の生前には演奏も出版もされませんでした。初演はようやく1931年になってヴォロネジでコンスタンチン・サラジェフの指揮により行われました。

あらすじ
ロシアの地方都市に住むカテリーナは母のいいなりになって男性と結婚します。
しかし他の男性に心惹かれた彼女は、夫が不在にした隙に不貞をはたらきます。
雷雨に慄いた彼女は夫に不貞の罪を打ち明けます。が、義母に責められてヴォルガ川へと身を投げます。