金曜は第15回聴き合い会でした。
弾けませんよ。
表紙
を出版しました。
これは、先日ご紹介した復刻1700年代マンドリンです。
稲田さんも来てくれました。
弾けませんよ。
ポーズだけ。
でも触ってみたらわかることもあります。
まず軽いです。
220グラム。
持っていて苦になりません。
フレットを押さえる左手も楽に押さえられます。
モダンマンドリンは二本の弦を、しっかり押さえないといけないので、指にくっきり二本のラインが入りますが、これはぎゅっと押さえなくても音が出ます。
また、ギターに比べてネックが細いので頑張って指を広げなくても楽々どのフレットも届きます。
右手はマンドリンよりも幅狭め長めの薄いピックで弦を捉えやすくより繊細な表現ができそうです。
稲田さんが言っていたストレスフリーの意味がわかってきました。
今回は、奥田さんと私のフルート、瀬さ渡瀬さんのモダンギター、河塚さんの19世紀ギター、古楽器ビウエラの斎藤さん、高島さんの二胡。
坂田さんと早井さんのピアノと後匿名希望の歌の方、見学も来られました。
みなさん、熱意ある演奏でルネサンス音楽から、現代日本の武満徹、唱歌までバラエティ豊かでした。
ルイス・デ・ナルバエス( 1526- 1549年活躍)イタリアグラナダ生まれ、
作曲家でビウエラ奏者。
生前から高く評価されていたナルバエスは、今日ではビウエラのための多声音楽集『デルフィンの書物』で知られ、この中には最古の変奏曲も含まれています。
また、同時代のイタリア風リュート音楽をビウエラに取り入れた最古の作曲家としても知られています。
ナルバエスの生誕日や生年月日さえも正確にはわかっていません。
彼はグラナダで生まれ、現存する最古の文献によると、1526年にはフランシスコ・デ・ロス・コボス・イ・モリーナの家庭にいたといいます。
コボスは芸術のパトロンとして有名で、カール5世統治下のカスティーリャ王国の国務長官兼評論家を務めていました。
ナルバエスはパトロンが1547年に亡くなるまでバジャドリッドで暮らしましたが、1539年から1540年にかけてはメディナ・シドニア公爵に仕えていました。
この時期に、作曲家は大規模な音楽コレクション『デルフィンの書物』 (バジャドリッド、1538年)
表紙
を出版しました。
1548年までにナルバエスは王室礼拝堂の音楽家として雇われ、聖歌隊員に音楽を教えていました。
彼の同僚には有名な鍵盤楽器作曲家のアントニオ・デ・カベソンがいました。
ナルバエスとカベソンはともにスペイン摂政フェリペ(後のスペイン王フェリペ2世)の音楽家として雇われ、摂政の多くの旅に同行しました。
ナルバエスに関する最後の言及は、そのような旅の1つに関するもので、1549年の冬、彼は低地諸国に滞在していました。
ナルバエスは生前、特にビウエラ演奏で非常に高く評価され、4つのパートを即座に別の4つのパートの上に即興で演奏できたと伝えられています。
彼の息子アンドレスも熟練したビウエラ奏者になりました。
ナルバエスのファンタジー14番