音楽の喜び フルートとともに

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ボーンズ

2011-07-20 21:33:50 | レクチャー、マスタークラス

息子の願いもむなしく、暴風警報は11時には解除され、5時限目から授業がありました。
ピアノのSさんの庭にあったオレンジミント。「ミントをお茶にするとおいしいし、サラダもいいね。」なんて言っていると、その場でたくさん切ってくれました。帰って水に挿すとこのとおり。とっても元気。
今日は、葉を何枚か切って、お茶でいただきました。さっぱりして、おいしかった。暑いときは体温まで下がる気がします。本当にありがたいです。

午前中は、ボーンズ フォー ライフ。
自分が演奏しながら聞いたと思っている音と、録音して聞いた音に差がある。という話をしたら。

その場に立てただけで満足?うまくなっちゃいけない?
突破したかったら、そのことを見ようとしなかった時間を悔しがらないと。

早く自分の物にしたかったら、できるだけ短い間に、たくさんの失敗をしなさい。

長い時間をかけて、あなたが3回絶対の成功を狙って動かない間に、他の人は100回はチャレンジしてる。100回する人は、70回失敗しても30回は成功するんです。
経験を自分に保障する。椅子をもらったら終わり?シンデレラは結婚して終わりだけれど、そこからが始りでしょ。そこから死ぬまでの物語は?

批判を受けて、失敗することを怖れていては、ある程度の到達はあっても、そこを超えることはあり得ないでしょう。

フルートを吹くとき、舌の感覚があいまいだったり、よく動かなかったりするんです。
ということを相談すると、

舌はどこと繋がっていますか?

あご?鎖骨?なんて考えていると、
座って、口を閉じて歯の裏側を一本ずつ舌で触ってみて、その感覚を覚えておいてください。

立って、タオルをつかんで頭の上に軽く乗せ、背中にたらしたタオルのもう一方の端の腰の下の脊椎にあて、踵を紙一枚分だけ、あげ、「パン、パン。」と2回それを何セットかすると、タオルを離し、休みます。少し休んだ後、もう一度、今度は、ウェストラインの上、と脊椎上を、届くだけの肩甲骨に下位までします。
歩いてみると、足の裏がしっかりと地面をとらえて移動できることに気がつきます。

もう一度、座って歯の裏側を触ってみると、舌の動きがとても滑らかになっています。

治したいところ、傷んでいるところは、動かそうとしても選択肢がない。それよりも使える方、元気なところの方が選択肢があるでしょう。

そこをサボらないで働くようにすればいいのです。

苦手なところや、いやな癖から心が離れなかったら、そこを消そうとするのではなく、より強化するような方向で動いてみるんです。
脳は賢いから、そこから勝手に学び、もう一つのやり方を見出します。
そういう脳の機能を利用すれば、簡単なんだけど。

なるほど、私は、安心するために練習し、苦手なことを消そうと努力し続けることで、より苦手を強化してきた。納得です。

苦手な人、嫌いな人と一緒に仕事をするとしたら、その人のことを理解しないと無理でしょ。

なんだか、毎回同じところにはまっているような気がします。
まだまだ、通わなくっちゃ。

 

 

 

 

 


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