エリカ先生に頂いたジュリアーニの25番をざっと見ています。
難しいと思うのは、フルートの音域外の音があるところ。
下はG
上は下線6本のEまで
上はなんとかでないわけではありませんが、汚いかも。
下はBまでしか出ません。
単純にそこだけオクターブ上げたり下げたりしたらいいかというとそういうわけでもありません。
音の波が 低い音から 高い音に 向かって クレシェンドしていき、 高い音から低い音に向かってデミュニエンド するという風に
音はただ並んでいるのではなく 寄せては返す波のように 演奏したいのです。
ところがオクターブ上げると その波が 上がっていったかと思うとピークの前に一回下げなくてはならなくなったりします。
その辺のところうまくやれるように まず楽譜を書き変えなくてはいけません。
そしてこれはジュリアーニの若い頃の作品。
意欲的で 人があまり使わないような形のリズムなどを 多用しています。
それが成功しているところもあるのですが…
演奏するものにとっては、 その個性に馴染むのに時間がかかります。
しかも原曲を聞いてみると、 30分くらいあります。
これはそこまで長くないですが 削ったのは ギターが 難しいバリエーションをやっているところばかり。
つまりフルートが伴奏に まわっているところが ありません😅
そして20分ぐらいふきっぱなし。
本当に全部吹かせてもらえるのでしょうか?
とにかく練習しましょう。
実はワクワクしています。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます