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ゲイリー・ショッカーリサイタルin大阪

2012-11-29 00:52:07 | コンサート

今夜は、ゲイリー・ショッカーのリサイタルに行ってきました。
これは、昨夜のマスタークラスで撮ったショッカーの足。許可を得て撮らせていただきました。
五本指に分かれている靴を履いておられました。
前回のマスタークラスで、ハイヒールの靴を「フルートの敵!」とおっしゃられていましたが、この靴は、フルートによさそうです。

今夜の舞台も、この靴でした。
プログラムは全てショッカーの作品で、

スリー・ミニッツ・ソナタ
グリーン・プレイシズ
ハンナズ・グレイド
ブルー・ボッサ・レッド・ボッサ
ピッコロ・イタリアーノ
ネイティブ・アメリカン・スィート
ソナチネ
ヒルソングス
ウィンター・ジャスミン
アンビテック・ストラナータ

おもちゃ箱をひっくり返したような、にぎやかで起伏に富んだ曲。ユーモアと、ジャンプアップ。
そして風のようにさわやか。

昨夜、教えたように、息を吸うのにも吐くのにも、体は全くぶれない。
体の中心線が見事に定まっています。

体の重心が低く、下腹が安定していて、呼吸が深いので、息が長く使えます。
アンコールのドビュッシーのシリンクスは、通常、2フレーズで行くところを一息で吹き、バッハの無伴奏ソナタのサラバンドも、2フレーズを一息で吹くという、長さ。そして、それがまったく自然。

そういえば昨日、「循環呼吸を教えてといわれますが、私はそのやり方を知らない。横隔膜を直接コントロールできないけれど、下腹部に息を入れるようにすることで、呼吸は充分長くなります。」と言われていました。

今回のハイライトはなんといってもピッコロ。
ピッコロって、こんなに表情豊かでいい音だったかしら?と思うほど、いい音です。
我慢できないような、高い音も、豊かで深いです。

帰りにKさんと、イタリアンのサルバトーレで夕食を食べようとよったら、コンサート主催の楽器店のメンバーがやってきて、それから、先生たち、生徒さん。
最後にショッカーがやってきました。

今夜はついていました。


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