21日は四天王寺の大師会(だいしえ)の手作り市に、Mさんに誘われて行ってきました。
Gさんも来る予定だったのですが、ペットのシーズーが調子悪くなって来られませんでした。
四天王寺は聖徳太子が593年に創建したお寺です。仏教というだけで、創立当初は宗派がないということで、一時は弘法大師の真言宗、最澄の流れを汲む天台宗が交互に別当という役職をしていたそうです。その後、天台宗によったときもあったそうですが、戦後大転換をし、宗派の枠組みを超えた大きな仏教の教えに戻るということをしたそうです。
1600年代にも焼失し、再建。その後1934年の室戸台風で、一部を残して全壊、ようやく復興したところを、1945年大阪大空襲で一部を残して炎上。1963年に再建されました。
今は5つの建物が1600年代当時の姿を残しています。
晴れ女のはずでしたが、今回は全敗で、帰るまで雨でした。
しかし、それでも、お店もお客さんも結構いました。
それに、大師会というだけあって、私たちのように物欲だけの不信心者ばかりでなく、たくさんの善男善女がお参され、お坊様も熱心にご祈祷されていました。
亀井堂は、聖徳太子が井戸に映った自分の姿を見ながら楊枝で自画像を描いたとされる楊枝が御影としてあるそうです。
北鐘櫓太鼓楼
六時礼讃堂 薬師如来、四天王がお祭りされていて、日に6回お参りされるので、この名がついたそうです。これは1600年代の建物です。
四天王寺式伽藍配置と言って、境内の建物の配置や建て方自体が、6~7世紀の大陸文化を今に伝える貴重な遺産だそうです。
お参りしながら、お店を周り、なんだか懐かしい干し芋や、とってもやすい植木屋さんで、ヒュゲラを買い
外に出て天王寺方面に歩いていくと、時代が遡ったような商店街が、昆布屋さんで昆布飴を懐かしさに負けて買い、
ランチ。
これも、税込1000円で、「はんなり」の充実のランチ。
Mさんと懐かしいと何度言ったでしょう?
ちょっとは新しいものを。これは境内で買ったヒマラヤの岩塩。
ミネラルを多く含み、抗酸化作用があり、天然イオンを発生するそうです。
赤黒い岩塩は硫黄を多く含み、ピンクは鉄分ミネラルを多く含みます。
おろし金を使って粉にしてお料理に使います。いずれもカリウムを多く含み、高血圧になりにくいお塩で、刺すような塩味ではなく、マイルドな旨みがあります。
売り場のお姉さんは、「浄化作用があるから、盛塩代わりにお皿に置いておくといいですよ。」といっていましたが。
食いしん坊の私は、食べるつもりです。
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