音楽の喜び フルートとともに

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豪雨の切れ間に

2009-08-01 23:56:31 | 音楽
猛烈な雨の後は、さわやかな晴れ間。また雨。晴れ。不思議なお天気の中。
母が一泊帰宅。私達の仲人をしてくださった方が亡くなり、長い付き合いのあった母の変りに、私達夫婦が、急遽月曜日に東京へ行くことになりました。香典やら、お花の手配のために帰宅したのでした。

香典と、喪服を取りに実家に行くと、庭の木にアゲハチョウがとまっていました。
豪雨をしのいだ小さないのちがいとおしい。

ピアノやフルートで表現された雨は、ここまでの集中豪雨を想定した曲は少ないような気がします。
スコールはやはり、アジアや亜熱帯のもの。ヨーロッパはもっと乾燥していて、雨は少ない。
今度の災害では、避難を勧告するサイレンが聞こえなかったそうです。雨の音自体が想定外。

部屋の外で大音量の雨ですが、フルートを部屋の中で吹くと、音がいつもより良く聞こえて、伸びるような気がします。大音量の雨のおかげで、余計な雑音がかき消され、音の芯を捕らえて聴くからではないかとおもいます。聞こえすぎる…ということが、マイナスに作用することがあるのは、興味深い。
枝を聴くか?みきを聴くか?
それで、音楽も人の心も変ってきます。みきを聴こうとして、枝だと思って切り捨てていると、そこに確信がかくされていたり。
私達の耳はいつも惑わされています。できうれば、真実を見極める耳を持ちたいものです。

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