いいお天気です。温かくなって来ました。
今日はお約束のソロ曲
4月、5月のコンサートの予定も危うくなって来ましたが、まだ希望を繋いでいます。
家でこもっていたら昨日はママ友のMさんが一番下の男の子と自転車で立ち寄ってくれました。
休校から続いての春休みで、ストレスたまって息子を買い物に連れてきたそうです。
井戸端会議もマスクをして、近づき過ぎない距離で。
「元気?」
「元気だよ。元気?」
「うん、元気。」
そんなやり取りだけで、うれしく、温かい気持ちになって元気になってきます。
ほんの5分ほどでしたが、復活!
今日はお約束のソロ曲
初めはイベールのピース。
1936年作曲。
1890年パリ生まれで、瀟洒、おしゃれで軽妙と言われた「フランス6人組」と同時代で交流があったにも関わらず、24歳で、第一次世界大戦に海軍士官として従軍したり、29歳でローマに留学していたりして、フランスを離れていた時期があったので入れられなかったと言われています。
第二次大戦で敵国となったイタリアとの交流に貢献していたり、枢軸国の日本政府の依頼で「祝典序曲」を書いたと思うと、ナチスの傀儡ヴィシー政権に彼の音楽が禁止されたり。
複雑な立場に置かれていたことと無関係ではない気がします。
1936年ころのフランスは、1933年 ヒトラー政権が樹立し それに対抗する 勢力が生まれたりしていますが、政策的には緩和策を取っていました。
このピースは小品という意味ですが、無調性のように見えてフリジアンモード、G♭dur、半音階と移動していきます。
吹いていると砂漠の中にあがってくる大きな太陽や、じりつく熱波のような尋常では無い力をからだの中から出して吹く感じです。
必然的にエネルギーが沸き上がってきます。
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