水曜日、ヴィオラの金重美代さんが、練習に来てくれました。
1868年ベルリオーズ
1860年の夏、ベルリオーズはバーデン=バーデンの音楽祭で、音楽祭の主催者でカジノの支配人、
の喜劇「空騒ぎ」が原作でベルリオーズは作曲家よりもシェークスピアから大きな影響を受け、台本(リブレット)も自身で書いています。
アルフレッド・エルモアによる 『空騒ぎ』
6月9日(日)13:00
里夢SATOM(阪急六甲駅徒歩6分)
コンサート「からさわぎ」ーNew Meー
にホフマイスターの「フルートとヴィオラの二重奏第1番」出演します。
前日に富久田先生に見ていただいた所を共有。
簡単なお昼ご飯を作って、おしゃべりしながら一緒に食べて、再開。
写真忘れました。
ホフマイスターおもしろくなってきました。
エクトル・ベルリオーズ(1803-1869年)フランス共和国ラ コート サンタンドレ生まれ、フランス共和国パリ没
1868年ベルリオーズ
1860年の夏、ベルリオーズはバーデン=バーデンの音楽祭で、音楽祭の主催者でカジノの支配人、
エドゥアール・ベナゼから、新たに建設される劇場のための短いオペラの作曲を依頼されました。
ベルリオーズはこの依頼を受けると、ローマ留学を終えて間もない1833年に書き出しそれきりになっていた『空騒ぎ』のオペラ化を実現することに決めます。
パリへ戻るとただちに作曲に取りかかります。
持病や評論の仕事、本作以前に完成していたオペラ『トロイアの人々』の上演交渉などで作曲はしばしば中断しましたが、約1年半後の1862年2月に完成しました。
初演は1862年8月9日、バーデン=バーデンの新劇場で、ベルリオーズの指揮により行われました。
『ベアトリスとベネディクト』は
「ファースト・フォリオ」(1623年)から『空騒ぎ』の表紙の複写
はウィリアム シェークスピア(1564-1616年)イングランド王国ストラスフオード アポン エイボン生没
はウィリアム シェークスピア(1564-1616年)イングランド王国ストラスフオード アポン エイボン生没
の喜劇「空騒ぎ」が原作でベルリオーズは作曲家よりもシェークスピアから大きな影響を受け、台本(リブレット)も自身で書いています。
ベルリオーズ最後の大作となりました。
『ベアトリスとベネディクト』
アルフレッド・エルモアによる 『空騒ぎ』
第1幕 メッシーナ総督の宮殿の庭
アラゴンの王子、ドン・ペドロはムーア人に勝利し、
シチリア島では祝祭ムードで彼の帰還を待っています。
彼は2人の友人や仲間の兵士であるクラウディオとベネディクトとメッシーナを訪れ、メッシーナの知事でレオナートとその娘エロー、姪のベアトリスに出迎えられます。
エローは婚約者のクラウディオの無事と、彼の活躍への報酬を伴った帰還を待っています。
ベアトリスとベネディクトはお互いにからかったり、あざけったりしています。
あげくベネディクトは「自分は結婚しない。」と友人に誓います。
しかし、クラウディオとドン・ペドロ、レナート、エロー、ユルシュールはベネディクトとベアトリスを結婚させようと企んでいます。
レオナートは、ベネディクトに聞かれていることを確かめて、「ベアトリスがベネディクトを愛している。」とペドロに話します。
それを聞いたベネディクトは「ベアトリスの愛が報われなくてはいけない。」と、彼女にアプローチすることを決めます。
一方、エローと彼女の付き人であるユルシュールは、ベアトリスに「ベネディクトが彼女を愛している。」と吹き込みます。
そしてエローはクラウディオと一緒になれる幸せに浸っています。
第2幕 メッシーナ総督の宮殿の広間
レオナートは棚上げになっていたエローとクラウディオの結婚を祝うために、仮面舞踏会を開催します。
宮廷楽師ソマローネが夜の結婚式のために皆に合唱の指導をしています。
やがてベネディクトが現れ、ベアトリスと会話を交わします。
しかし、互いに自らの愛情を隠し、素直に表現できません。
やがて公証人が現れ、クラウディオとエローの厳かな結婚式を挙げます。
そしてレオナートは計画した通り、ここには別のもう一組のカップルがいるはずだから、前方に来るようにと求めます。
ベネディクトはベアトリスに彼の愛を宣言するための勇気を奮い起こします。
そして、2人は互いが「全く愛していない。」ことを確認し合い、結婚するのは「ただ同情と憐みから、お情けで結婚してやる。」という強い気持ちを伝えあいます。
2人は結婚式の契約に署名し、「結婚した男、ベネディクトここにあり。」と剽軽な悲痛さを帯びた皮肉な歌が大合唱されます。
最後に「今日は休戦に署名しよう、明日は再び敵になるでしょう」の言葉で終わります。
ベルリオーズは幻想交響曲だけは今でも、コンサートで演奏されますが、それ以外はほとんど、公演がありませんんね。オペラ "トロイア人" はニューヨークに行った時にメトロポリタン歌劇場で見ました。いい作品なんですけど、ぜんぜん公演がありません、関西では。