音楽の喜び フルートとともに

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ブラスバンドでサロメ

2024-12-02 21:02:00 | ロマン派
土曜日午前は地域のコミュニティのお祭りのお手伝いをしました。

体育館の担当。
中学のブラスバンドがあったり

地元ダンスチームや
小学生有志のダンスや歌があったりします。

演目ごとに一斉に出入りがあるので、怪我しないようにエントラスにパンチカーペットをひいて外まででてから靴を脱いでもらいます。
体育館は土足厳禁。
今年から靴袋持参で来てもらうことになっていますが、なかなか浸透せず8割は袋を渡します。
3人で渡していきますが、靴のままで上る人も出てきて「靴をお脱ぎください。」「袋はお持ちですか?」と言い続ける感じです。

私は3年前は父の具合が悪くなって欠席、次の年はコロナ、最後は骨折で参加できませんでした。

今年GさんMさんと、「岩清水八幡宮で厄除けしてもらおう。」と誘われてお祓いにいった甲斐があって、今年は無事お手伝いすることができました。
PTAの子育て仲間や、子育てサロンを卒業した子どもを連れたおかあさんに出会ったり、地域の同窓会状態で楽しかったです。

午後からはトリオの合わせがあったので帰りました。

リヒャルト シュトラウス(1864-1949年)バイエルン王国ミュンヘン生まれ、ドイツ連邦共和国バイエルン州ガルミッシュ バルテンキユルヒェン没

1903-1905年に作曲された歌劇「サロメ」op54はオスカー ワイルド

1882年、ナポレオン・サロニー撮影
の戯曲にヘートヴィヒ ラハマンがドイツ語約翻したものに音楽をつけたものです。

初演の広告

サロメの物語はもともと『新約聖書』の挿話ですが、オスカー・ワイルド
の戯曲になる頃には預言者の生首に少女が接吻するという世紀末芸術に変容しています。

シュトラウスは最初、アントン・リントナーの台本による作曲を考えていましたが、原文をそのまま用いる方が良いと判断し、原作の独訳を台本としています。

前奏なしの4場構成となっていて、第4場の「サロメの踊り(7つのヴェールの踊り)」が著名で単独の演奏や録音も存在しています。
日本ではブラスバンドに編曲版が、コンクールの自由曲によく選ばれています。

歌劇「サロメ」あらすじ
紀元30年ごろ、ガリラヤ湖に面したヘロデの宮殿。

ビアズリー サロメ表紙オスカー ワイルド
地下の空の古井戸に幽閉されている預言者ヨカナーンの声が聞こえてきます。

ギュスターヴ・モロー サロメ1876年

そこへサロメが現れる。彼女は義父であるヘロデが自分に投げかける、情欲むき出しの視線に耐えかね、宴席を抜け出してきたのだったが、聞こえてくる声に興味を示し、「ヨカナーンをここへ連れて来い」といいます。

ヘロデの目 ビアズリー
現れたヨカナーンに圧倒されるサロメ。
ヨカナーンは彼女には見向きもせず、サロメの母ヘロディアスの淫行を非難しますが、サロメはなおも彼に近付こうとします。

ヨハネとサロメ
ヨカナーンはサロメをたしなめつつ自ら古井戸に戻ります。

やがてサロメを探してヘロデがヘロディアスや家臣たちとともに姿を現します。

へロディアの入場 ビアズリー
ヘロデはサロメを自分の側に呼び寄せ、関心を惹こうと酒や果物を勧めますが、サロメはまったく興味を示さず、ヘロディアスも娘を王に近づけまいとします。

そこへヘロデ夫妻の行状を非難するヨカナーンの声。 

ヘロディアスは激怒し、「彼を黙らせるか、ユダヤ人たちに引き渡してしまえ!」と叫び、ユダヤ人とナザレ人たちは言い争いを始めます。

ヨカナーンの声はなおも響いてくるので、心を乱されたヘロデは気分直しにサロメに舞を所望します。

サロメははじめはそれに応じようとしません。
ヘロデが「褒美は何でもほしいものを与える。」と持ちかけたため、サロメは裸身に7枚の薄いヴェールを身につけて踊り始めます。

ベリーダンス 7つのヴェールの踊り ビアズリー

官能的な舞が進むにつれ、ヴェールを一枚ずつ脱ぎ捨ててゆくサロメ。

ヘロデは激しく興奮し、やがて舞を終えたサロメに何が欲しいかと尋ねます。

サロメは銀の大皿に載せたヨカナーンの生首を所望します。

さすがに狼狽したヘロデは代わりのものとして「宝石や白いクジャク、あるいは自分の所領の半分ではどうか、」と提案するものの、サロメは頑として合意しません。

ヘロデはとうとう根負けし、ヘロディアスが彼の指から死刑を命じる死の指輪を抜き取って首切り役人に渡します。

役人は古井戸の中へ入ってゆき、サロメはその近くで耳を澄ましています。

不気味な静寂だけが続き、サロメが苛立ちを募らせていると、騒々しい大音響が響き、首切り役人が銀の大皿に乗せたヨカナーンの生首を持って現れます。

グイド・レーニ作「洗礼者ヨハネの首を持つサロメ」

クライマックス ビアズリー 1894年
サロメがヨハネの首に口づけをし、有名なセリフ「おまえの口に口づけしたよ、ヨカナーン」と語る場面。
サロメは狂喜してそれを掴むと、「お前は私にくちづけさせてはくれなかった。だから今こうして私が、」と長いモノローグを歌った後、恍惚としてヨカナーンの生首にくちづけします。

聖ヨハネの首を持つサロメ(ティッツアーノ、1515年頃作)
そのさまに慄然としたヘロデはサロメを殺せと兵士たちに命じ、サロメは彼らの楯に押しつぶされて死にます。

歌劇「サロメ」より7つのヴェールの踊り ブラスバンド版で






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2 コメント

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Unknown (xxkaminosizukuxx)
2024-12-02 12:52:31
こんにちは😊
厄祓いが効いたみたいで良かったですね~👍
お手伝いおつかれさまでしたー
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Unknown (m-fluteangel16)
2024-12-02 13:56:36
@xxkaminosizukuxx さん、こんにちは😊
ありがとうございます✨
厄祓い効きました〜💖
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