音楽の喜び フルートとともに

フルート教室  久米素子 松井山手駅 牧野駅 090-9702-8163 motokofl@ezweb.ne.jp

リュートの時代

2024-04-27 21:00:00 | ルネッサンス
牧野生涯学習センターで月1回第11回聴き合い会を開催しています。
ワンコインで15分、誰でも出演できます。

今回は4月26日(土)13:00〜

古楽器のビウエラでマルコ ダル アクイラのリュートのためのリチェルカーレを演奏。
1500年代、リュートは楽器の王様でした。
ビウエラは主にイベリア半島で使われていてリュートは他の地方で使われていました。
が、今回はビウエラでリュートの曲を演奏されました。

ギター カーノのエル デリリオ、アルカスの「椿姫の主題による幻想曲」

ヴィオラとピアノでグノーの「アヴェ・マリア」

リコーダー2本とギターでまさかの竹田の子守唄

フルートももちろん。
バッハ フルートソナタBWV1030

ほら貝
などなど…。

マルコ ダル アキーラ(1480 年頃 – 1538 年以降)

ポリフォニック・リチェルカーレ(多声の模倣的な対位法、メロディのある2つの声部の曲)と呼ばれる音楽形式で知られるヴェネツィアの リュート奏者および作曲家でした。

彼はアクイラ(イタリア中部)で生まれましたが、ヴェネツィアに住み、働いていました。

彼はヴェネツィア市内の貴族の邸宅でのコンサートで頻繁に演奏し、1505 年に『Tabullatura et rasone de meter ogni canto in liuto』(タブ譜とリュートの各曲の基準と理論)
を出版しました。

マグヌス ディエフォプリチャールによって作られたリュート、1604 年、クレムスミュンスター修道院。

1505 年 3 月 11 日、ダル アクイラはまた、あらゆるリュート曲をタブ譜にスコア化するために使用できるタブ譜

ミゲル・デ・フエンジャーナ著『オルフェニカ・リラ』 (1554年)の本に掲載されているビウエラの数値タブ譜の例。赤い数字(オリジナル)はボーカルパートを示します。(ダル アクイラのものは残されていません。)

の印刷方法を開発したとして助成金を受け取りました。

助成金を求める嘆願書の中で、他の印刷方法と他の方法で楽譜を作成した音楽の輸入の禁止、および侵害に対する罰金の一部の支払いも求めました。

しかし、彼の手法を実証した印刷は現存していません。

マルコ ダル アクイラのリチェルカーレ9番。







最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (angeloprotettoretoru)
2024-04-27 11:48:00
リュートの音が大好きです!
レオナルド・ダ・ヴィンチもリュート演奏の名手だったらしいですね。
クレモナのバイオリン工房には今でも「リュータイオ」=リュート造りの…という看板がかかっていたり、職人がその名を名刺に刷り込んでいたりします。
返信する
Unknown (Unknown)
2024-04-29 23:05:51
@angeloprotettoretoru さん、ダ・ビンチはリュートではなくて「リラ」というヴィオラの前身の弓で弾く楽器の名手だったみたいです。
英訳する時にリュートと間違って訳したらしいです。
とはいえダ・ビンチはリューㇳを持った天使を何人か描いていて、リュートも弾けたかもしれませんね。
リュート、良い音色ですよね!
私も好きです。
返信する
Unknown (Unknown)
2024-04-29 23:06:27
クレモナの「リュータイオ」…知りませんでした。おもしろいですね。
返信する

コメントを投稿