21日は、大阪樟蔭女子大学マンドリンソサエイエティ45周年記念コンサートでした。
45年続いたマンドリンクラブも、状況の変化が起き、現役の学生が減っています。クラブそのものに入る学生が減っていることもありますが、選択肢も増えているなか、待っていてもなかなか入ってくれないと言うのが実情。
今年は4回生2人 3回生1人 2回生0、1回生で持ち直して5人。8人の現役に、50人近いOGがあつまりました。
9期の大先輩葛原睦子さんが、ずっと学生を指導してくださっていて、私達OGと現役をつなげてくださっています。
演奏したのは、50名ですが、聴くためにOGが、九州や四国からも駆けつけてくれました。
同期は、6人が出演、客席には後の5人は全員出席。
福岡から実家に帰ってきてくれたIさん、和歌山のRさん、いつも良いお母さんのMさん、仕事が忙しいYさん、母の介助がたいへんなTさん。
特別な絆のある同じ指揮者パート、フルートパートの先輩や、後輩にも会いました。
長いこと会えていなかった人にも会いました。
フルートのS先生、私の生徒のSさん。
音楽が繋げた輪は、池に落ちた一滴の水紋のように、年月にも耐え深く静かに広がり続けてるのが、この一時に見えたような気がします。
プレクトラムのほかに、カルメンなどの大曲もありましたが、最後の学歌には、会場から手拍子がでて、このクラブを愛し支えて下さっている人たちの愛情をひしひしと感じました。
技術や、肩書き、地位はいつかは消えていくけれど、仲間とがんばった記憶は消えない。そのことには、誇りを持っていい。と私は思います。そういう記憶はいつまでも私を支えてくれます。
きっとこれからも。
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