音楽の喜び フルートとともに

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フランスバロックの最高峰

2024-06-21 21:03:00 | バロック
日曜日の発表会の会場のラ サーラ ディ オルフェオ
榎田先生の根拠地です。



先生のコレクション。リュートとラモー。

ルノワールとセザンヌ。

コントラバスフルート

ドガの描いた「オペラ座のオーケストラ」フルートはアルテ。

先生の趣味が炸裂しています。
200本あるフルートのコレクションは別の所にあります。

音楽に人生をかけてきた榎田先生の生き様を彷彿とする会場です。

神戸エスカルはこちらで月2回練習しています。

ジャン=フィリップ・ラモー(1683- 1764年)フランス王国ディション生まれ、フランス王国パリ没


は、バロック時代のフランスの作曲家・音楽理論家。
父親がディジョン大聖堂のオルガニストだったので、幼児期からクラヴサン(チェンバロ)

演奏に親しんでいた可能性があります。

しかしながらもともとは法学を学んでいて、はじめ音楽と音楽研究は情熱の対象にすぎませんでした。

青年時代をイタリアやパリにすごした後、父親の足跡に続いてクレルモン大聖堂


の教会オルガニストに就任しました。

その後パリ、ディジョン、リヨンなどでもオルガニストを務め、1723年よりパリに定住、財務官アレクサンドル・ド・ラ・ププリニエールの後援を得ます。

作曲の分野において名声を勝ち得るようになるのは、40代になってからです。
1733年にフランソワ クープラン(1668-1773年)フランス王国パリ生没

が他界するまでには、当時のフランス楽壇の指導的作曲家になっています。その頃からラモーは専らオペラに没頭するようになります。

フランス語オペラの作曲家としてジャン=バティスト・リュリ(1632 - 1687年)トスカーナ大公国フェレンツェ生まれ、フランス王国パリ没


に取って代わりましたが、ジャン=ジャック・ルソー(1712-1778年)ジュネーブ共和国ジュネーブ生まれ、フランス王国エルムノンヴィル没

によって攻撃されることとなりました。

数々のオペラでヴォルテールことフランソワ=マリー・アルエ(1694- 1778年)フランス王国パリ生没
と共作し、とりわけ《ナヴァールの姫君 La Princesse de Navarre》によってラモーは「フランス王室作曲家」の称号を獲得しました。

また、根音や転回形といった概念を用いて機能和声法と調性を体系的に理論化した最初の音楽理論家としても有名です。
ハーモニーという語を和音や和声の意味で用いる習慣は、ラモーにさかのぼります。
(『自然の諸原理に還元された和声論 (Traité de l'harmonie)』〔1722年〕、

『音楽理論の新体系 (Nouveau système de musique théorique)』〔1726年〕)。

ナヴァラの姫君
第1幕
カスティーリャ王ドン・ペドロはナバラ王女コンスタンスを捕虜にしました。
彼女は変装して牢獄から脱出し、ドン・モリロのもとに身を寄せますが、若いアラミールに見破られてしまう。アラミールはコンスタンスに恋し、ドン・モリロの娘サンシェットを拒絶します。
この幕は、戦士、ジプシー、占星術師が領主や貴婦人たちを楽しませる踊りで終わります。

第2幕
国王はコンスタンスの帰還を要求しますが、アラミールは彼女を守ると誓います。
アラミールの軍隊はフランス軍と同盟を組み、カスティーリャ軍を破ります。

コンスタンスはアラミールにますます恋心を抱くようになりますが、サンシェットを傷つけることをためらい、アラミールが貴族の生まれではないことが二人の結婚の障害になると考えます。
美神たちは気晴らしで彼女の気を紛らわせます。

第3幕
アラミールは戦いから勝利を収めて戻り、フォワ公爵だと正体を明かします。
彼とコンスタンスは結婚することができ、劇はピレネー山脈を背景にキューピッドが率いるディヴェルティスマンで終わります。



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2 コメント

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梅雨入り (takan32)
2024-06-21 18:37:57
久米さんへ、私のブログにいいね!をありがとうございます。
きょう、近畿地方は梅雨入りしました。フルートなどの微調整が必要になるかもしれませんね。
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Unknown (m-fluteangel16)
2024-06-21 21:28:50
@takan32 さん、いつもありがとうございます。
梅雨ですね。
フルートはそうでもないのですがハープの弦が湿気に弱く切れるので除湿機を1日中入れなくてはならなくなります。
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