今朝4時頃、メイが亡くなりました。
妹がフェイスブックに様子を投稿してくれたので、朝起きてスマホを見て知りました。
妹と、妹の次女が見守り、長女はボストンからスカイプで、見守ったそうです。
次女が生まれた時に買って来て、16年。
かわいくて優しい犬でした。
撫でられたり、抱かれたり、上に乗られたりしても、されるがままで、ほとんど吠えたこともありませんでした。
水が欲しかったら、ドアの前に座って「わん!」と一声だけ鳴いて、待っていました。
夕食を食べていると、欲しがってウロウロしていましたが、「あげられないよ。」と言うと、意味がわかったのか、ちゃんとおとなしくなって座って待っていました。
妹が手配して、枚方動物霊園でお葬式をしてもらいました。牧野から次男と駆けつけると、
心臓疾患で、弁が小さくなって、血液が肺に逆流して、最後は呼吸困難になったそうですが、生きている時のように見えました。でも、触ると冷たかった。
お花を柩に入れて、ご焼香して、お別れして。
煙突から上がる煙を見て、骨を拾って骨壷に入れました。
姪たちは小さなストラップにメイの骨をひとかけずつ入れていました。
次男は妹に頼んで小さなしっぽの骨をもらっていました。
うちではアレルギーのせいで犬が買えなかったので、代わりにメイをかわいがっていました。
合同葬の墓石の中に、残りの骨を全て入れて、お水とお線香を上げて祈りました。
「お葬式って、初めて。」と次男。
こういう小さな生き物は、私たちにいろんなことを教えてくれます。
餌をあげたり、散歩に連れて行ったり、お世話して、愛するとはどういうことか。
しつけたり、育む方法。
それから死。別れ。どうにもならないこと。
ありがとうメイ。長いあいだ、妹の家族と一緒にいてくれて。
私たちに、たくさんの愛をくれて。
葬儀が終わって母が言いました。
「きっと、メイは この中の誰よりもいいところに行くわ。」
本当にそう思います。