音楽の喜び フルートとともに

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アレーナ ルゴフキナ、ニクラス ワレンティンコンサート

2017-09-15 23:12:24 | コンサート

アレーナ ルゴフキナ(プルート)、ニクラス ワレンティン(ヴァイオリン)水野久美(ピアノ)のコンサートに行って来ました。
チラシは無くなってしまったので、明日のものです。

その前に生徒のSさんと阪急こよりで夕食。
「甘味どころですが一汁三菜の選べる定食がおすすめ」とD楽器のスタッフ女性。


体に優しい薄味。雑穀米。甘味どころらしく、小豆と寒天のデザートと、飲物もついて1300円。懐にも優しかった。

さて、豊中市立文化芸術センター小ホールへ。

サイズや方向の違う木材が壁面に貼られているホールで音響抜群。

若い2人。アレーナさんは来日三度目、ニクラスさんは初めての来日だそうです。

プログラムは

フランクと小品以外は、知らない目新しいプログラムです。

ヴァイオリンとフルートとピアノという編成の曲で探すとこうなったのでしょう。

2人のアンサンブルも良かったですが、水野久美さんのピアノが、ピタリと寄り添って素晴らしかった。

アレーナさんの編曲によるヴィターリのシャコンヌが素晴らしかった!

会場でOさん、Mさんとも落ち合い、口々に素晴らしかったと言い合いながら帰りました。


バオバブの木に世界を支配させるのか?

2017-09-14 20:47:22 | 音楽

バオバブの木です。
沖縄の東南楽植物園で出会いました。
「星の王子さま」で読んで以来、どんな木なのか一度見てみたいと思っていました。

『バオバブの木は、初めはバラのようにやさしく見えます。
ところが小さな芽のうちに抜くのを怠ると、たちまち大きくなって、地中深く根をはり、星全体を覆ってしまい、最後には星をバラバラにしてしまうのです。』

怖い!
実際のバオバブは、水分を多く含むので砂漠に住む生き物の命を繋ぐ生命の木だそうです。

サン=テクジュベリは、これを第二次大戦中に書きました。

星の王子さまの挿絵のバオバブの木は、三本の木が、小さな星に根をはり隣の木に食い合うように根をはり、星を食い尽くそうとせんばかり。

星が世界だとして、青々とたくましく茂りに茂って美しく強く見えて、人々の間をバラバラに引き裂く根をはる見方や考え方。

小さな芽のうちに、引き抜かないと。

音楽も自国の優越感を満たし、他国の劣等を示すために使われたことを、忘れてはいけません。

自国の音楽が素晴らしいことと、他国の音楽が素晴らしいことは矛盾しません。

好みはあるでしょうが、対立や比較でしか、見られないとしたら、自分の物差しの方が狂っているのです。

自分の優越性を示すための道具に音楽を使わないで、友だちと繋がるために使いたい
。共通点を見いだし、違いをチームの力にする。

そうやって作られた音楽は、必ず美しいし、人の心を打つはず。

そういうことを証明するために、私は音楽を生涯かけてやっているのです。

いろいろ楽譜作ります。

2017-09-13 21:32:16 | 音楽

涼しくなってくると、夏の海が、懐かしい!
家にこもって、楽譜を作成中。

ギターは、KAZEは見送り、ジュリアーニの52番を10月7日で、演奏することになりました。
12月の演奏会では、52番か85番のうち、いい方を演奏するそうです。
ジュリアーニは、楽譜があるのでいいですが、

10月4日の月見の宴では、月にちなんだ曲、秋らしい曲をフルート2重奏に編曲中です。
昨年使った曲に、昨年より秋に寄った中秋の名月にふさわしく秋の曲を加えることにしました。

赤とんぼ、里の秋、夢。

夢はちょっと難しい。
低音伴奏がいい感じなのですが、フルートの低音はシの音からしか音が出ません。この曲はシの♭から始まるので💦

オクターブ上げてみると、感じが出ません。
いろいろ悩んで一音(2度)上げることにしました。

今度は、高音部分が高い。
まだ、赦せるか。

すると、今度はテレマンがフルート2本のところメンバーに合わせて3本に。
3rdフルートを作ってみることにしました。
ファゴット譜を中心にすれば、そう曲調を変化させずに済むはず。

悩ましいことが、チャレンジを生みます。
チャレンジすれば、能力を開く。

うまくいくかどうかはわかりませんが、やってみれば経験は残ります。
ちょっとスケジュールが押して来ましたが、頑張ります。

子育てサロン9月 大雨

2017-09-12 21:29:43 | 手作り
今朝は、信じられないほどの豪雨でした。
10時を過ぎても雨は残っていて、
こんな朝は、子育てサロンに誰かが来るなんて考えられません。

しかし!
広報してあるので、たとえ1人もいなくても私たちは準備あるのみ!

会議室の椅子や机を片付け、マットを敷いて、雑巾掛け、お茶、電子ピアノ、おもちゃを出し、手作り製作の準備。

さて、雨は小降りになって来ましたが降り続けています。
待っていると、4組の親子が来てくれました。

こどもは、全て男の子。 
エネルギー有り余っているのでしょう。
立ち上がって身体を使ってアルプス1万尺を歌いながら、こちょこちょしたり、ジャンプしたり、抱き上げたりYさんが考えてくれました。
すごいです。

それから、今日はハロウィンのキャンドル飾りを作ります。

瓶の中にサンドと飾りを入れて、ホットプレートにお湯を張り温めておいたチューブを絞ります。

そっと様子を見ながら、絞っていくと

こんな感じに

コルクの蓋に飾りをつけたり、リボンをつけたら


出来上がり。

こどもたちと少しだけ離れて、手作りを作りながら、お母さんたちいろんな話しをしていましたよ。


仲良くなったみたい!
仲間がいれば、大変なことも乗り切れるものね👍

天満橋で室内楽

2017-09-11 20:57:55 | 日記

わが小庭 たふれて咲ける 
鶏頭も 散りこぼれたる 萩もひさしき 若山牧水

土曜日に天満橋に室内楽の練習に行く道に咲いていました。
やっぱり、もう秋なのですね。


隣でひまわりも咲いていましたが。

おしゃれなカフェ


の前には、八軒屋浜の船着場です。


10分1000円の体験ツアーボートや


アクア号とか、なにわ探検クルーズ



こんな、水陸両用船まで運行しています。

中之島では

上半身裸で寝そべって日光浴をしている人たちがいました。
ほとんど白い肌膚の方。
やっぱり、暑いんでしょうね。

バタバタお買物ツアーや、じっとしていられない旅ばかりしている私には、眩しくもありました。

日光浴もツアーもせず、10月22日のお寺ライブの練習と、11月11日の生駒の音楽会の練習と打合せを息もつかずにミッチリやりました❣️

えらい、えらい!

千人の月見の宴 楽屋噺

2017-09-08 22:04:41 | コンサート

今日は、「千人の月見の宴」10月4日の実行委員の紙本桜士さんが、チラシを持ってうちに来てくれました。

このイベントを考えた人です。
これで3回目ですが、初めての年は舞台の照明が暗いとお叱りがあったりしたそうです。
「本当の薪能は篝火でみるので、暗いのが当たり前なんだけどなぁ。
だって、月見の宴だから、明るくしたら月は見えないじゃん!」と、言いながら、照明を明るくしたそうです。
昨年は明るくなっていました。

「大きくなってきて、全く知らない人からいろいろ叱られましたよ。」

桟敷席を河川敷に作り、レジャーシートを配ったら、それがしんどいと言う人もいて、
「本当の能は桟敷席で見るのが風情があっていいんだけどなあ!」と言いながら、今年は協賛席は全て椅子にしたそうです。
「レンタル代が結構するんだけど、いい環境で見て欲しいから。それに、前は知らないうちに入ってた人がいて、経費のこと考えたら、そのための人は雇えないし、本当に苦しいです。」



昨年全ての席でついたお弁当は、S席以上だけにしたそうです
「いいお弁当をつけても、人によっては味が薄いとか、いろんなこと言う人がいてね。
万人に受けるのは難しいし、今年はO157も怖いし、ちゃんと管理できる分だけにしようと思って。」
なるほど。

「それにね。お弁当のゴミが大変な量になって、困ったのと、協賛企業の模擬店の食べ物が売れなかったので」

「協賛金でこのイベントが成り立っているので、協賛者のことは、ちゃんと考えないといけないのです。」

その代わり、桟敷席の横に食べられるカウンターのようなものを並べるそうです。

どんなものだろう?

「フルートはね。去年5000人くらいきちゃったので、一度にみんな帰られちゃうと大変なことになっちゃうので、コンサートの後、月見の俳句の授賞式を挟んでわざとバラバラ帰ってもらい、その後でフルートでお見送りと言うようにしたんですよ。」

「フルートを待ってると、駅も混んじゃうから。今年はたぶん1万人くらい来るんじゃないかな?」

ひえ〜っ!

「たぶん、今年もいろいろ叱られるんだと思うんだけどね。」

「それは仕方ないね。旗を掲げるってそう言うことだから。」

「値段は高くないと思うんです。宇崎さんのコンサート行ったら、こんなものじゃないし、お祭りとか一切出ないらしいですよ。薪能の話しをしたら、『おもしろそうだ』って受けてくれたんですよ。」

「高い席から売れてるんですよ。わかっている人はわかってるから。」

「そうだよねぇ。何にお金を使いたいか?だよね。」
目に見えないもの、形の残らないものにお金を使いたい人もいるのです。

協賛席、まだあります。
私にメッセージ下さっても抑えられます。
よろしくお願いいたします。

moto-fl-angel@nifty.com
久米素子


ギターとフルートのためのデュオコンチェルタントop.52

2017-09-07 21:31:15 | ロマン派

ギターの米澤さんからのもう一曲。
マウロ ジュリアーニの
グラン デュオ コンチェルタント
軍隊風ロンド付き op.52

この曲は、1812年頃に作曲されています。
この後、数年の間にフルートとギターのための大セレナーデop.82
もう一曲のグラン デュオ コンチェルタントop.85と、フルートとギターのための曲を作曲しています。

30代に入ったばかりのジュリアーニ。
通常、急緩急急とコンチェルトを作るところ、1楽章がアンダンテソステヌートと緩やかてメロディックな曲から始めます。

2楽章のメヌエットも、本来なら、宮廷風の優雅な踊りのはずが、アレグロ ヴィバーチェで、少し血の気が多いような気がします。


3楽章は、ついに軍隊風ロンド。

ジュリアーニは、イタリアの作曲家ですが、彼が生まれた時は、小国乱立でその1つナポリ王国に生まれました。
フランス革命の影響で1799年にパルテノペア共和国、そして、1806年ボナパルト朝が誕生。
ナポレオンの兄が支配していました。
1812年と言えば、ナポレオンがロシア侵攻をして破れた年です。
ほどなく1815年には、イタリアでもナポレオンは失脚しナポリ王国復権、シチリア王国と統合と、大変流動的な時代に生きています。

カトリック教会が長らく強かったイタリアでは、文化的には1800年頃は保守的で
ヘンデルやモーツァルトなど革命前の作風にジュリアーニも傾倒していました。

しかし、この頃、革命の空気、近代化の波がジュリアーニの作風にも影響しだしている気がします。

ベートーベンがナポレオンによってエロイカを書いたように、ジュリアーニもナポレオンに期待していたものがあったのかもしれません。が、詳しいことはわかっていません。

この曲の作り方、軍隊風ロンドとは、どこの軍隊なのか?
自由、平等、博愛を実現すると見えたナポレオンは去り、ウィーンでギターを教えた後、シチリア王国となった故郷で王宮に呼ばれて演奏をしたり、ギタリストとして成功し、1828年ナポリで亡くなりました。

KAZEが吹いた日

2017-09-06 21:26:54 | 音楽

先週行った南山城の道の駅で食べた夏季限定村抹茶かき氷。
抹茶のシロップが濃厚!

お茶の里ですから。

2段階に分けてたっぷりのかけているので下まで抹茶で美味しかった!
ただし、濃すぎて夜眠れなくなりました。
カフェインに弱いのです。
みなさんは、大丈夫。



ギターの米澤さんからKAZEという楽譜が届きました。
現在の日本を代表するギタリスト、長岡克己さんの作曲です。

ギターとマンドリンの二重奏ですが、マンドリンの代わりにフルートでも良いと書いてあります。

しかし!
1楽章のギターが旋律を弾いて、フルートがアルペジオで伴奏。
2楽章は、マンドリンでは、すべてピックでメロディを弾いていますが、スラーがかかったゆったりした2分音符は、フルートでは、レガートなロングトーン。
3楽章は、打って変わって撥弦の魅力全開のリズミカルな刻み!

メロディックなカデンツァは、通常はスラーがかかっているはず…の連符は、スラーがありません。
わぁ〜。こんなのフルートでやっていいのかなあ?
というのが、第1印象です。

さて、何度か吹いていると、マンドリンと同じようにはいきませんが、悪くはないような気がしてきました。

米澤さんから12月のコンサートにKAZEで出ませんか?とメッセージ。
はっきりした撥弦のギターに合うのか?
タンギングがついていけるのか?
やれるとは思いますが、心配です。
なにせ、やったことのないことですから。

「合わせてから決めませんか?」
と、返信しました。
「そうしましょう。」と来て、少し安心。

日本人の作曲家のオリジナルをやるのは久しぶり。


曲を聴いていると、やっぱりこんな南山城で見たような、今の日本の風景のKAZEを感じるのです。
不思議です。

幼児のレッスン

2017-09-05 22:02:15 | フルートレッスン

夕焼け小焼け。
9月になって、少しは秋らしくなってきました。

Rちゃんのレッスン。
夏休みも終わって、久しぶりに幼稚園の制服でした。

ゲームをしながら、リズム記号を覚えます。
4分音符、4分休符、2分音符、休符、三連符、付点8分音符と16分音符の組合せ、16分音符などを読む手話と、特別な読み方を口で言うのはもう完璧です。

ピッコロで、ドの音で、リズム記号を吹いてみます。
カードを引いて、「ド、ドドドー」とか「シーー、休み、シー」とか書いてある音符を吹くのは、大得意❣️

「次はこれを吹く!」と、自分でカードを選んでしまいます。

大譜表にマジック音符で、ド、シ、ラと置いていくのも手馴れたものです。
今日は、ソの音も増やしました。

「ソ、ソソソソ、ソ」
最後は、マジック音符を大譜表の上にたくさん置いて、スティックでザーッとお片づけ。

これはとってもお気に入りです。

「はい、今日はおしまい。」と言うと、「ええーっ!」
「また、今度ね。」
「えーっ。」しぶしぶスティックを返してくれました。
私もレッスンが楽しいです。
また、次会いましょう!

すだちの収穫

2017-09-04 21:19:02 | ガーデナー

大変、大変!
すだちの色が変わってきました。
早くとらなくっちゃ、熟してしまいます。


今年は、去年より少ない気がしますが、採るとなると、やっぱり大変。
枝は固いし、棘が付いていて気づいたら腕が傷だらけ。

朝から大きな枝切りハサミを振るって、採りました。

このカゴいっぱい!

まだ、全部は採れていません。
両手でハサミを握ると、切ったすだちが下に落ちてしまいます。

塀の外は、川なので落とすと採れません。
これは、人がいる時にしよう。
今年もすだちが採れました。



ジューシーで、香りたっぷり!
美味しかった。