ひろの映画見たまま

映画にワクワク

映画「メタルヘッド」、不幸に打ちひしがれる家族の再生物語。

2011-12-02 17:04:41 | アメリカ映画
交通事故で母を亡くした子TJとその父。二人は喪失感の中にいる。

父は事故った車を売りに出したが、TJはそれを取り戻そうとする。

が、適当にあしらわれ、若造にコテンパンにやっつけられる。

そこで、怒って廃屋のガラスを割ったところを、そこにいた浮浪者に追いかけられる。

で、その浮浪者が、裸で長髪、体には刺青。廃屋から爆弾(手製)を投げるなど、行動が過激。

その浮浪者が、勝手にTJについてきて、家に上がりこみ、居ついてしまう。

TJは、学校でもいじめにあい、先の若造に捕まる。

若造にいじめられているところへスーパーのレジ打ちの若い女性に助けられる。

でも彼女、彼氏もなく、ショートのアルバイトしか職がない。

そんな、さえない人たちが、触れ合ううちに、いつか心を取り戻していく物語。

破天荒な浮浪者がヘビメタ風で、TJを助けるでもなく、家では傍若無人。

さえない彼女は、少年と心の触れ合いを持っていく。

そしてラストは、TJのおばあちゃんの死を契機に浮浪者の演説に触発され再生へと歩む。

浮浪者のジョセフ・ゴードン=レヴィット、若い女性のナタリー・ポートマン等役者のキャラが実にうまく生かされ、ヤバそうな映画なのに、それが又魅力で見せられる。

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