ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「スノーピアサー」、近未来地球が凍り付き、唯一生き残れる列車の物語

2014-02-15 20:20:23 | 映画
おススメ度 ☆☆☆
  SFアクション好き ☆☆☆☆

フランスのコミックを韓国のポンジュノ監督が、欧米の俳優を招いて作った、英語作品。

地球温暖化を防ぐために大気圏上空に化学薬品が撒かれた。その結果、地球 全土を覆う氷河期が訪れ、人類は死滅する。17年後の2031年、永久機関で地球上を 走り続ける列車、スノーピアサーの中だけが人類の唯一の生存場所だった。

そんな、ノアの箱舟のような、列車で起こる革命が舞台。

列車は、最前列が最も豪華な人たちの住む車両、後ろへ行くにしたがって貧しくなり、最後尾は喰うに困る最低の生活、なおかつ、管理者に適度に間引かれ殺される始末。

そこで、勇気のあるカーティスが反乱を起こし、次々と前へ車両を移動する。当然、それを止めようと様々な行為が繰り返される。

各車両によって、雰囲気が異なるので、全然先が読めない。

また、出てくるキャラそれなりに結構立っていて、間に挟まるエピソードは、笑いを誘う。

中には、学校が出てきて、子供たちに環境の整備について話があったり、女校長が突然マシンガンをぶっ放したり、結構面白い。

当然アクションもあって、カーチスに扮するクリスエバンスはカッコいい。列車走行のアクションも結構見せる。

ポンジュノは、韓国でもいい映画を撮っているが、なかなか骨のある演出で、この壮大なオペラをうまく演出している。

ラストでは、韓国俳優のソンガンホとコアソンの親子コンビがいい味を見せている。

SFアクションとしては、結構な出来だ。

中で、寿司が出てきたり、日本語が飛び交うのは愛嬌。

コメント
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