おススメ度 ☆☆☆
実録もの好き ☆☆☆☆
登場人物の多さと、その人物関係の複雑さについていけねばまずギブアップ。日本ではあまり知られていない事件だけに覚悟が必要。
1969年12月12日にイタリアのミラノにあるフォンターナ広場で起きた爆破事件を巡るドラマです。
この映画は、捜査に当たるカラブレージ警視(ヴァレリオ・マスタンドレア)中心に物語は進むが、事件に関係しているか、関係していそうな人たちは多く、捜査関係者も多数。
捜査に当たる警察、イタリア政府、右翼組織、アナキストたちだけでなく、NATO軍、CIAなどが関与してくる。闇は深く、真相が見えてこない中、カラブレージ警視は真相を掴もうとする。
途中、犯人と目されたアナーキスト、警視は白だと思うが、上からの指示で自白させねばならない立場に。
そんな時、彼が窓から落ちて死ぬ。
これがまず事件らしい事件。
爆破犯はタクシーに乗り、銀行に爆薬の入ったカバンを仕掛けたとみられる。だが、タクシー運転手の証言も当てにできない。
犯人に結び付こうとしながら、焦点を絞れない焦燥感。
一方で、政府や黒幕の仕業かもと思わせる場面も。
謎は謎を呼ぶ。
重厚な演出は、飛び降りたアナーキストや刑事を通して、人間を描きながら、事件に迫る。
ラストには、もうひとつ仕掛けがあり、闇の深さを感じさせる。
実録もの好き ☆☆☆☆
登場人物の多さと、その人物関係の複雑さについていけねばまずギブアップ。日本ではあまり知られていない事件だけに覚悟が必要。
1969年12月12日にイタリアのミラノにあるフォンターナ広場で起きた爆破事件を巡るドラマです。
この映画は、捜査に当たるカラブレージ警視(ヴァレリオ・マスタンドレア)中心に物語は進むが、事件に関係しているか、関係していそうな人たちは多く、捜査関係者も多数。
捜査に当たる警察、イタリア政府、右翼組織、アナキストたちだけでなく、NATO軍、CIAなどが関与してくる。闇は深く、真相が見えてこない中、カラブレージ警視は真相を掴もうとする。
途中、犯人と目されたアナーキスト、警視は白だと思うが、上からの指示で自白させねばならない立場に。
そんな時、彼が窓から落ちて死ぬ。
これがまず事件らしい事件。
爆破犯はタクシーに乗り、銀行に爆薬の入ったカバンを仕掛けたとみられる。だが、タクシー運転手の証言も当てにできない。
犯人に結び付こうとしながら、焦点を絞れない焦燥感。
一方で、政府や黒幕の仕業かもと思わせる場面も。
謎は謎を呼ぶ。
重厚な演出は、飛び降りたアナーキストや刑事を通して、人間を描きながら、事件に迫る。
ラストには、もうひとつ仕掛けがあり、闇の深さを感じさせる。