おススメ度 ☆☆☆
心の琴線にふれる美しいピアノの旋律―
ウォン・カーウァイが贈る、世界中の観客に愛された実話に基づく感動作
これがこの映画のキャッチフレーズですが、ウォン・カーウァイの作品ではありません。彼の企画ということです。
台湾映画で、台湾では非常に好評な映画です。
というのも、視覚障害者が台湾の一流大学を出て、ピアニストに大成する、日本の辻井伸行みたいなものです。
そのキャリヤー物語ですが、本人が主人公を演じています。乙武さんが自分の役を演じたようなものです)
初めて大学へ進学するところから映画は始まります。母親が付き添いでいろいろ世話を焼きますが、後は独り立ち、そんな盲目者の生活実態が興味をひきます。
非常に音に敏感、それだけ尋常者に触れえない音への感度が、ピアノへ向けたのかもしれません。
小学校の頃、コンクールで優勝したのを「障害者だからひいきにされた」と陰口をきいてから、そのトラウマから、コンクール拒否症になっています。
そんな彼が寮生活になれ、学校で友達もでき、さらには、信号待ちで知り合ったダンサー志望の女性との交流が実に真摯に描かれます。
障害者ゆえのおかしな行動や、彼でなければなしえない独特の方法など、障害者の実態も丁寧に描かれ親しみを覚えます。
ダンサー志望の女性も真面目で、ダンスレッスンに通い、力をつけていきます。彼女の働く店の店長はなかなか理解があります。
まあ全体にハートフルな映画で、ピアノの曲も美しいものです。
ただ、台湾映画で、出ている俳優も無名とくればなかなか、見てもらえない、そんなことからウォン・カーウァイの名が使われたのでしょうか?
心の琴線にふれる美しいピアノの旋律―
ウォン・カーウァイが贈る、世界中の観客に愛された実話に基づく感動作
これがこの映画のキャッチフレーズですが、ウォン・カーウァイの作品ではありません。彼の企画ということです。
台湾映画で、台湾では非常に好評な映画です。
というのも、視覚障害者が台湾の一流大学を出て、ピアニストに大成する、日本の辻井伸行みたいなものです。
そのキャリヤー物語ですが、本人が主人公を演じています。乙武さんが自分の役を演じたようなものです)
初めて大学へ進学するところから映画は始まります。母親が付き添いでいろいろ世話を焼きますが、後は独り立ち、そんな盲目者の生活実態が興味をひきます。
非常に音に敏感、それだけ尋常者に触れえない音への感度が、ピアノへ向けたのかもしれません。
小学校の頃、コンクールで優勝したのを「障害者だからひいきにされた」と陰口をきいてから、そのトラウマから、コンクール拒否症になっています。
そんな彼が寮生活になれ、学校で友達もでき、さらには、信号待ちで知り合ったダンサー志望の女性との交流が実に真摯に描かれます。
障害者ゆえのおかしな行動や、彼でなければなしえない独特の方法など、障害者の実態も丁寧に描かれ親しみを覚えます。
ダンサー志望の女性も真面目で、ダンスレッスンに通い、力をつけていきます。彼女の働く店の店長はなかなか理解があります。
まあ全体にハートフルな映画で、ピアノの曲も美しいものです。
ただ、台湾映画で、出ている俳優も無名とくればなかなか、見てもらえない、そんなことからウォン・カーウァイの名が使われたのでしょうか?