ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「渇き」、役所広司が、娘の失踪で切れまくります

2014-07-02 18:05:46 | 日本映画

おススメ度 ☆☆

 面白い映画好き ☆☆☆☆

「告白」で、中学時代の教師と生徒の巧みなストーリーを見せてくれた中島哲也監督。今回は娘を失って狂気に走る元警官を描き、

役者広司が、体当たりでぶつかるハチャメチャ映画。こんな映画だからこそ演じる役所の役者魂!

暴力とセックスのシーンが、血しぶきとともに、これでもかと襲い掛かる。

まあこの手の映画が苦手な方はまずパスしてください。

もともとCM出身の中島監督。

そんな、バイオレンス映画なのに、実にポップ。それが、映画を下品から救っている。

もともと映画化が無理とされてた、第3回「このミステリーがすごい!」大賞を 受賞した深町秋生の小説「果てしなき渇き」が原作。

暴力団と薬、少女売春と警察。

一応ありきたりの暴力映画だが、自らのまいた種で落ち行く、殺戮の世界。

だが、映画にはトリックはつきもの。

二回三回とみなければ意味不明の数々。

ラストは、雪の中、遺体を掘り起こす女と男。

おもちゃ箱をぶちまけた、スプラッター映画。

最低の映画の評価にほくそえんでいる中島監督がいる。

 

 

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