ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「Her/世界でひとつの彼女」、コンピューターの中に存在する彼女と恋を

2014-07-11 17:26:17 | アメリカ映画

おススメ度 ☆☆☆

コンピュータの彼女と恋愛したい人 ☆☆☆☆

そのアイデアと、語り部ゆえにアカデミー脚本賞受賞作。

主演女優は、なんと、コンピューター。声だけは、スカーレットヨハンソンが演技賞もの。

こういうひねった映画が特異なスパイク・ジョーンズが脚本・監督。

近未来のロス。ラブレターの代筆行を営むセオドア。(このメールの時代に、言葉のラブレターというのも風刺か)

妻とは離婚を決意し、少し寂しい心境。

最新型AI(コンピュータ)のOSを開くと、女性の声が聞こえ、セクシー(声だけでセクシーとは)。

会話を重ねるうちに、たちまち彼女は進化し、彼にぴったりの彼女を作り上げる。

残念ながら、声のみ、顔が最後まで出てこない、スカーレットだと綺麗なんだけど。

このOS家庭でも、道端でも立ち上げられ、会話。ただ、道中では独り言めいて恥ずかしい。

これは男の欲望の体現か、セクシーになっていき、ついには、セックスの相手を紹介されることに。

だからこの映画、結構エッチだったりするのです。

全編ピンクっぽく、いかにもラブラブの雰囲気、音楽もいい。

セオドアを演じるホアキンフェニックスは、独り言主体で結構難しい役だが、明るく演じて、ラブラブムードが醸されている。

まあ、アイデア勝負で、むつかしい映画だが、最後まで、愛の物語で押し通し、ほろ苦いラストとなる。

コメント (1)
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