おススメ度 ☆☆☆
SF映画好き、トムクルーズ好き ☆☆☆☆
アメリカ映画だが、桜坂洋の小説の映画化だけに、日本人に分かりやすい。
近未来、地球は、宇宙生命体(ギタイ)に襲われ、ドイツが、フランスが陥落、そして英国が狙われている。
軍の広報官だったケイジ(トムクルーズ)が、突如前線に放り込まれ、戦闘服に身を固め飛行機で現地へ。
なんの戦闘経験もなく、むしろヘタレ気味のトムクルーズが何とももたもたして、コミカル。
当然最前線で、敵に襲われ戦死してしまう。
ところが、ある事情で、ループ現象に巻き込まれてしまう。
すなわち、死んでも、またある時点へ戻される。ただ、その間の記憶はあるから、行動によって危機を回避できる。
それを何回も繰り返して、徐々に強くなるという話。
ただ、この映画には、もうひとつ仕掛けがあって、先輩の女将校。彼女がめっぽう強くて、トムクルーズの教育をするのだ。へたれてきたトムを即射殺。すなわちキルミーだ。
で、後半、この女性とタッグで、宇宙生命体の真髄に迫っていく。
宇宙生命体の強いこと、3D画面で圧倒される。
美術館の地下への潜入とか、トレーラーでの脱走とか、アクションシーンにも事欠かない。
そして、女将校との固い絆。
後半のトムはやっぱり強い。なんといっても、映画を見た後の爽快感、これぞ映画の醍醐味だ。