ひろの映画見たまま

映画にワクワク

「フルスタリョフ、車を」、ソ連映画の巨匠アレクセイ・ゲルマン の作品です!

2014-07-06 19:37:54 | ヨーロッパ映画

おススメ度 ☆

芸術的な映画好き ☆☆

監督のアレクセイ・ゲルマン は、2013年に74歳で死去。

この映画は、1953年ソ連スターリン時代の末期。

後半、病床にあるスターリンも出てきます。

この映画の主人公は、脳外科医の軍医少将だが、父がユダヤ人陰謀事件のもと、迫害にさらされる。

軍医の病院、家庭。愛人宅と場所を変えて、雪降るソ連のなんとも不穏な当時の雰囲気が醸し出される。

ただ、映画は、筋があるのかないのか、たくさんの登場人物、それらがいろんなセリフを振りまくので、前後関係も不明で、見ていて混乱する。

1998年に作られた本作は、白黒それもハイキーな、時々ガスがかかる。

カンヌ映画祭にかけられるも「何が何だかわからない映画」として絶賛されたというから筋金入りだ。

なぜか、日本では、ロシア映画祭などで上映されたらしい。

DVD化が危ぶまれたが、DVDとなり、どこででも見れることになったが、さて、分からない映画として、金字塔を築くのだろうか。

白黒の映像と、そのトーキー時代風な、動きの中、不穏な空気が漂うのは、当時のソ連の気分なんだろうか。

「フルスタリョフ 車を」のタイトルは、スターリンの死ぬ間際の言葉として有名らしい。

世界的に稀有な独裁体制をとったスターリン、その晩年をカリカチュアライズしたと目されるのだが。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

「エステドロワイヤル」、天才エステシャンが活躍する官能映画

2014-07-06 15:52:06 | アメリカ映画

2009年製作 劇場未公開

アメリカのポルノ映画だが、昔と違って、モザイクが小さく見苦しくなくなった。

エステシャンが主人公で、自分の店を持ちたいといろいろ画策する映画だが、

エステシャンがかなりの曲者で、客の評判がいい。それというのも、性技で満足させるからだ、

夫人、恋人、娘と、やりまくり、最後は、どうおさめるかが問題だが、

さすが丸く収めてある。

日本のAVと違ってセックスシーン制約があるが、やることはやっているので、

出ている女優さんは、一応、可もなし不可もなしてところ

 

最後まで楽しまる。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする