おすすめ度 ☆☆★
監督廣賢一郎が20歳の時に撮った作品。
素人っぽさが残る、一方でみずみずしい青春映画。
未来の自分から手紙が届くようになった世界という設定が斬新。
だが、結局高校生男女二人の大阪から東京へのロードムービー。
芋生悠と新人の中山優輝(現・輝山準)が初々しい恋人を演じている。
ただ、二人の設定が、ちょっと読みづらく、興をそぐ。
ちゃんと話が分かるとなるほどなとなるが、描写が下手なのか、わかりづらい。
なぜか、途中長野へ寄って、気のいいおじさんに会ってほっとする。
青春映画好きには、いいかも。