おすすめ度 ☆☆☆
演劇好き ☆☆☆★
2010年にフランスで上演された舞台「名前」をドイツで映画化。
フランスでも、アドルフは禁じ名前なのか、ましてやドイツでは。
ディナーに集まった5人。
招待した夫婦(夫は哲学者、妻は国語教師。料理は妻が作り、夫は無関心)。妻の弟、その妻は妊娠中で後で参加。妻の幼馴染。
舞台劇なので、主としてセリフのやり取り。ドイツ語でまくしたてられるとわかりにくい。わかりよいほうらしいが。
前半は、妻の弟の子供が生まれるということで、その名前に関心が。
アドルフという名前を考えていると発表したことで、ヒトラーを連想させると喧々囂々。
弟が、実業家で金持ち、夫は学者で頭でっかち。
中盤までこの論争。
後半、妻の幼馴染が、ゲイの疑いをもたれ、妻の母と恋仲を告白。ゲイをめぐってひと悶着。
結局、妻の弟の子供は女の子だったという落ち。
ドイツ語が分かれば面白かったかも。