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「すばらしき世界」、役所広司が、殺人を犯したやくざを演じてます!

2021-02-22 17:33:02 | 日本映画

おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)

久々の映画館での鑑賞

直木賞作家・佐木隆三が実在の人物をモデルにつづった小説「身分帳」を原案に、舞台を原作から約35年後の現代に置き換え、人生の大半を裏社会と刑務所で過ごした男の再出発の日々を描く。

直情的な男三上・気はいいがすぐかっとなって暴力に。

おかげで、出所はしたが、社会では受け入れてくれず。

次々と起こる社会不適合の数々。

彼が、母を探していると聞き、再会をテレビにしようと動き出す。テレビディレクターの津乃田。

身分帳(刑務所で作られる履歴)が、三上の生い立ちを語ってくれる。

行きはぐれたときに、昔のやくざ仲間に呼ばれる、そこでは、ごちそうとソープのご褒美。(それにしても、役所の全裸姿がそこここに、美和監督の趣味なのか?)

社会の不合理が(前科者にとって働き口さえない)次々と暴かれていく。

それでも、希望があると、後半はよいことずくめ、支援者たち。(ここはうまくいきすぎじゃない)。なんか説教臭くて。

世は捨てたものではないとして最後は死。

もうちょっと余韻のあるラストだとなあ!!!

長澤まさみ、キムラ緑子、梶芽衣子ら女優陣が光っている。

 

 

コメント
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