おすすめ度 ☆☆☆☆ (劇場鑑賞)
「東京ラブストーリー」「最高の離婚」「カルテット」など数々のヒットドラマを手がけてきた坂元裕二のオリジナル脚本。
まさに、現代版「東京ラブストーリー」。
2020年、ファミレスでのちょっとした出来事。
2015年、物語の発端へ。
京王線明大前、終電を逃した二人麦と絹。ふとした出会いだが、意見が一致、大いに盛り上がる。
このファーストラブが、とてつもなく切ない。
そして、同居生活。
大学に通いながらフリーター。
菅田将暉、有村架純のタッグは強力。
しかし、麦がイラストレーターをあきらめ、就職してから、二人に溝が。
時折入るそれぞれの心のうちの言葉が、響く。
多摩川べりのマンションに居を移し好調な同居生活。
結婚の言葉が、出るがまとまらず。
だが、なんといっても、出会いから最初のラブラブ。一つ一つのエピソードが、リアリティを持って語られる。
それが、カルチャーぽくって、心に刺さる。
特別な盛り上がりに欠ける作品なので、見る人を選ぶ。
まあ、これは東京でしか味わえないラブストーリーだ。