おすすめ度 ☆☆★
幼児放置事件に興味のある方 ☆☆☆★
2013年製作 AMEBA で鑑賞
2010年、夏。大阪市内のマンション、大量のゴミに埋もれた一室で幼い女児と男児の遺体が見つかりました。マスコミは連日のように、この事件を取り上げ、容疑者であり、遺体で見つかった2児の母でもある下村早苗を非難しました。
この映画は、ネグレクトされた子供目線で描かれています。
中盤は、幼い弟と3歳の女の子、二人だけで暮らすアパートの様子が延々と。
二人の子供の自然な姿は、うまく演出したものだ。
実にけなげなお姉ちゃん。
食べるものも、飲むものもなくなって、マヨネーズのチューブに水を入れて、飢えをしのぐ。
まあ、この残酷なシーン。
そしてラストは、母親が妊娠したおなかに編み物の針を突き刺して堕胎。
どうしてここまで放っておいたのか。疑念が持たれますが。
つらい映画です。