おすすめ度 ☆☆☆
Netflix オリジナル作品
今年度ゴールデングローブにノミネイトされている。
1930年代のハリウッド。脚本家マンクはアルコール依存症に苦しみながら、新たな脚本「市民ケーン」の仕上げに追われていた。
同作へのオマージュも散りばめつつ、機知と風刺に富んだマンクの視点から、名作誕生の壮絶な舞台裏と、ハリウッド黄金期の光と影を描き出す。
ゲイリー・オールドマンが、マンクを怪演。
会話劇で進むのと、話が1930年代と、その前の時代へと過去をさかのぼるので、ちょっとわかりづらい。
時代背景とか、映画「市民ケーン」とか、前知識があるとわかりよいかも。
民主党と共和党の政治話もあるので、現代を反映していて興味を引く。
全編白黒で、時代を感じさせる。
なかなか骨太な映画。