おすすめ度 ☆☆☆
三船敏郎好き ☆☆☆★
メキシコ映画 1961年製作
三船生誕100周年に当たり、DVDが発売された。
1962年のアカデミー賞に外国語映画部門でオスカー賞にノミネート、1962年のゴールデングローブ賞に外国語映画部門でシルバーグローブを受賞、同じく1962年のサンフランシスコ国際映画祭でベスト・フィルム部門でゴールデン・ゲート・アワードを受賞する。
同年日本では、「用心棒」が製作され、併せて第12回ブルーリボン賞で主演男優賞を受賞し、また日本映画記者会賞最優秀男優賞受賞。栄誉あるボルビ伯爵杯も贈られた。
ただし、このメキシコ映画での三船の役は、どうしようもないふしだらな男。
ろくすっぽ仕事はしないは、酒浸りだわ、公然と浮気はするは、ギャンブルで全部金をすってしまうわ、娘の相手の男を半殺しにして刑務所に入れられるは。
まあ、日本映画での役回りとは、180度違う。
よくまあこんな役を受けたもんだと思うが、海外進出の夢があったのか?メキシコ語を覚えて参加したという。
それにしても、あのギラギラ感がメキシコによく似合う。
「羅生門」のギラギラ感が好まれたのかも。
まあ、古い作品なので、それを差し引いても、鑑賞に堪える作品だ。
メキシコ美人に囲まれてご満悦か?