おすすめ度 ☆☆☆★ (劇場鑑賞)
久しぶりに映画館へ出かけた。
カンヌ映画祭で話題になったこの映画、まずそのIT空間の描写に圧倒される。
繊細な部分描写と音楽のマッチは、圧倒的な質感で迫ってくる。
これはやはり映画館で見るべき映画だ。
高知県に住む、母親を亡くした17歳の高校生すずと全世界で50億人以上が集う仮想世界「U(ユー)」のベル。
二人はつながっており、IT世界の展開が現実のすずの成長につながる。
IT世界の竜という存在が気になるが、最後に種明かしが。
母を亡くし、声を失ったすず。
一方、ベルは素晴らしい歌い手。
いずれにせよ、IT世界の見事なアートにはうならされる。