おすすめ度 ☆☆☆★
原作は、「TOKYO No.1 SOUL SET」の渡辺俊美によるエッセイ「461個の弁当は、親父と息子の男の約束。」
妻と離婚、息子は、本人に選ばせ、同居。
息子は、多感な人生、高校受験に失敗、一年遅れで通うことに。
父は、ミュージシャン、地方巡業も。
それでも、高校時代は、弁当を作ると決めた父は、前日酔っぱらっても、帰ってきて弁当作り。
461個の弁当、写真に撮って並べてみると豪華。
でも実際は、卵焼きを中心に質素なもの。料理映画ではない。
父と息子の微妙な関係を綴ったドラマ。
淡々とした展開だが、人間関係のむつかしさと、理解への道のりを描いたヒューマンドラマ。
井ノ原、道枝コンビは成功。
一種の音楽映画でもある。